詩人:カナリア | [投票][編集] |
今回こそ駄目だろう
今までうまいこと交わしてきたが
もはや逃げ道はない
わかってくれよ
俺だって最前の対処はした
俺だってこのまま敗けちまいたくはないんだよ
だけど満たされた胃袋が俺を煽る…
限界かな
さらばじゃ午後の会議よ…
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「死にたい」やら「自分の存在価値うんたら」なんてほざくんじゃねぇ
悲愴感漂わせられるのはなぁ?「大丈夫、貴方は一人じゃないよ」って言ってくれる相手がいるからだろうよ!
本当に誰もいなくなってみろ
悲愴感なんてバラまいてる余裕はねぇよ
とりあえず食いモンにありつけるよう
笑っていい子ちゃんして
働くんだよ
甘ったれんな
もっと無我夢中に
がむしゃらに生きろや
生きてるから「死にたい」なんてほざけんだよ
甘えられる環境に存在してるオマエラ…
その命、必死で生きようとしているあの子にあげてぇよ……
ごめん。オマエラも悩んでるんだよな
苦しいんだよな
でも頼むから「死にたい」とか言わないでくれよ
不恰好でいいじゃねぇか
生きてくれよ
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眠りに墜ちる前に
ラジオのボリューム
少し下げて
君がアパートの階段昇る音私の部屋の前通り過ぎて
君が帰るは
隣の部屋
この薄過ぎる壁が
何とも愛しい
PM10時半
詩人:カナリア | [投票][編集] |
だんだんお前は小さくなって
しまいには俺の中から消えてしまった
甘ったるい感覚が
今もまだお前を求めたがる
消える前に…
さよなら。ぐらい言ってくれや
飴ちゃん…
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君の夢を見ました
“私と君”
二人で手を繋いで
ただ歩いていました
いつしか日が暮れて
気が付いたら君はいなくなっていました
目が覚めて
君を探したけれど
現実の世界にも
やっぱり君はいませんでした
金木犀の香りが私を酔わす
夢でしか逢えないのならばもう二度と
君の夢は見たくない
詩人:カナリア | [投票][編集] |
どうかお願い
自分を責めないで
傷つけないで
愛することに怯えないで
そして何より
自分を愛することを
やめないで…
今何処かで震えている
孤独な君に伝えたいよ
私が君を守るから