詩人:カナリア | [投票][編集] |
情けない
コンナコトぐらいで
泣いたりしてさぁ…
笑って吹き飛ばしちまえば良かったんだよ
でもそれって単なる
強がり?
いつも自問自答…
勝算は五分五分ってとこ
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コンクリートの隙間に
咲いた花
僕はそっと水をやった
こんなんで何が変わるの?なんて聞かれたら
わからないけどね
それでも水を
君には
優しい言葉を…
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貴女の腹から生まれ落ちた訳で…
貴女に厳しくも優しく育てられた訳ですよ
どんな時も一番の理解者であり
絶え間なく愛情を与え続けてくれた貴女
貴女がいなくなるなんて
想像もしていなかった私は
寂しさに押し潰されそうです
玄関のドアを開ければ
甘ったるいシチューの匂いまだ貴女の声が聞こえる気がします
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今日は雨です
そちらは今日も
晴れですか?
空にいる
貴方と貴女とあの人に尋ねます
皆でがむしゃらに生きている私を
笑って見ているのでしょうか?
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君を追い掛けた
どこに行くのかなんて
わからないけど…
ただひたすらに追い掛けた
だけどどこまで行っても
君は振り向いてくれないんだね
嗚呼…
もう少し
夢から覚めないで
もう現実には存在しない
君を
もう少しだけ
追い掛けさせて…
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カナリアが
どんなに歌ったとしても
世界には響かないの
カナリアが
どんなに愛を語ったとしても
平和には届かないの
だけど
カナリアが歌う詩が
カナリアが語る愛が
孤独に怯えるもう一人のカナリアに伝わるのならば
カナリアは
歌うの そう 愛の歌