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カナリアの部屋


[114] ぴるぴる
詩人:カナリア [投票][得票][編集]

“ぴるぴる”と言う名の鳥を見つけた
ぴるぴるは暗い夜に
声を殺して鳴く鳥だった

誰にも見つからないように誰にも知られないように

ぴるぴるは声を殺して“泣いていた”

死にたいんじゃない
生きたいんじゃない

消えてしまいたい

ぴるぴるの唄う歌は
そんな孤独を歌っているかのような…

傷だらけの身体震わせた
ぴるぴるは
きっと
生きる意味を探してる
己の価値を探してる…

貴女の声
聞こえたよ

2006/06/25 (Sun)

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