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カナリアの部屋


[181] おへそのピアス
詩人:カナリア [投票][得票][編集]

彼は
あたしのおへそに開いたピアスをかじると

上目使いであたしを見つめる

いつ開けたの?とか
何で開けたの?なんて

クダラナイ事は
彼は聞かない

きっと彼は知っている

“おへそのピアスは16の
処女を失った時に開けました”

彼は
あたしのおへそに開いたピアスをかじると

上目使いであたしを見つめる

そしてピアスの穴が
チギれる程に

あたしをとても
愛してくれる

2008/11/15 (Sat)

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