詩人:蜜稀 | [投票][編集] |
わかっていたけれど
君を傷つけたことは。
君を受け止めてあげれなった
知っていたけれど。
君が
傷つていくのを見ていることしかできなかった
毎日増えていく傷
君の瞳は僕を映さない
せめて止めなければと思うけれど
傷のこと知っていると知られたくない
隠したい傷
隠せない傷
けど、
それとは裏腹に増えていく傷。
僕は
君を思い続ける。
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あいつのソバにいるのは
私にとって
とても重要だった
あいつは世渡り上手で
誰にでも好かれていた
私はどちらかというと
薄い存在だった
君のソバにいて笑うだけで
少なくとも
私のことを
知っている人がいると
ウソでも思えることが出来た
あいつは
私がそばにいる理由に
気づいているだろうか
知っているだろうか
あいつは
私をどう思っているんだ
私は
あいつが嫌いだ
だから利用するんだ
だけど
一番あいつに
愛してもらいたい
それにあいつは
気づいているのだろうか
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君の背中に爪を立てた
その後ずっと君は傷跡を気にしてた
自分は何をしたんだと
自問自答したけど
結局答えは見つからなかった
わかったのは
自分が劣等感の塊りで
そんなときの自分は
なんでも出来てしまいそうな気がすること
君は何にも言わなかったけど
あの時
罵倒してくれれば
あぁ、と自分を哀れな目で見ることが出来たのに。
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君と逢いたくなかった
夢であればと何度も祈った
君が1度笑うたびに
僕は嘘を重ねた
君と逢わなければ
僕は
自分の黒さを
知らずに生きていけたのに
僕は白く信じて生きていけたのに
僕は君を
憎みたい
みんなそうだと
信じて生きたい
けど
僕には
それすらも
嘘のように思えた
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勉強なんかしたくない
僕にだって自由はあっていいはずなんだ
勉強しないといけないのは僕だけじゃないけど
それでも、
みんなぶつぶつ言いながら受け入れてやっている
でも、僕はみんなと違う
嫌なもんは嫌だし
やりたくないからやらない
皆は大人になってからみたいな事いうけど
大人になったって自由になるわけじゃない
僕は
ただ
少し
夢を見て休んでいたいんだ
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僕たちはいつも何かを
追いかけていたはずなのに
いつの間にか
それすらも忘れてしまった
大人は夢を持てとかいろいろ言うけど
僕たちは
大人たちによって
それを追いかけるすべさえも
奪われた
けれど
歴史は繰り返され
僕たちが
僕たちのままでいるために
僕たちは
大人になっていく
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君を無視したのは
君との関係に終止符打ちたかったからだ
君を追いかけたのは
こんな自分に向けられる
君の瞳が怖くなったからだ
君に言い分けたのは
自分に向けられる君の瞳に
耐えられなくなったからだ
私が
救ったのは
自分自身だ