ホーム > 詩人の部屋 > 蜜稀の部屋 > 新着順表示

蜜稀の部屋  〜 新着順表示 〜


[47] リスト
詩人:蜜稀 [投票][編集]

わかっていたけれど
君を傷つけたことは。

君を受け止めてあげれなった
知っていたけれど。

君が
傷つていくのを見ていることしかできなかった
毎日増えていく傷
君の瞳は僕を映さない

せめて止めなければと思うけれど
傷のこと知っていると知られたくない

隠したい傷
隠せない傷
けど、
それとは裏腹に増えていく傷。

僕は
君を思い続ける。














2005/05/21 (Sat)

[46] ソバにいる理由
詩人:蜜稀 [投票][編集]

あいつのソバにいるのは

私にとって

とても重要だった

あいつは世渡り上手で

誰にでも好かれていた

私はどちらかというと

薄い存在だった

君のソバにいて笑うだけで

少なくとも

私のことを

知っている人がいると

ウソでも思えることが出来た

あいつは

私がそばにいる理由に

気づいているだろうか

知っているだろうか

あいつは

私をどう思っているんだ

私は

あいつが嫌いだ

だから利用するんだ

だけど

一番あいつに

愛してもらいたい

それにあいつは

気づいているのだろうか











2005/05/16 (Mon)

[45] 劣等感
詩人:蜜稀 [投票][編集]

君の背中に爪を立てた
その後ずっと君は傷跡を気にしてた

自分は何をしたんだと
自問自答したけど
結局答えは見つからなかった

わかったのは
自分が劣等感の塊りで
そんなときの自分は
なんでも出来てしまいそうな気がすること

君は何にも言わなかったけど
あの時
罵倒してくれれば
あぁ、と自分を哀れな目で見ることが出来たのに。

2005/05/15 (Sun)

[44] 生きるための糧
詩人:蜜稀 [投票][編集]

いつも君は笑っているけど
泣いたりしないの?

泣くのが恥ずかしいんなら
誰もいないとこで泣けばいい

その涙は
零した分だけ
君の生きる糧になる。

2005/05/12 (Thu)

[43] 生きるために
詩人:蜜稀 [投票][編集]

  君は生きるために

     唄い 踊る


 君は生きるために

    真実に 蓋をする

2005/05/08 (Sun)

[42] 
詩人:蜜稀 [投票][編集]


君と逢いたくなかった
夢であればと何度も祈った
君が1度笑うたびに
僕は嘘を重ねた

君と逢わなければ
僕は
自分の黒さを
知らずに生きていけたのに
僕は白く信じて生きていけたのに

僕は君を
憎みたい

みんなそうだと
信じて生きたい

けど
僕には
それすらも
嘘のように思えた

2005/04/27 (Wed)

[41] 休み時間
詩人:蜜稀 [投票][編集]

勉強なんかしたくない
僕にだって自由はあっていいはずなんだ
勉強しないといけないのは僕だけじゃないけど
それでも、
みんなぶつぶつ言いながら受け入れてやっている
でも、僕はみんなと違う
嫌なもんは嫌だし
やりたくないからやらない
皆は大人になってからみたいな事いうけど
大人になったって自由になるわけじゃない

僕は
ただ
少し
夢を見て休んでいたいんだ

2005/04/26 (Tue)

[40] 大人になるために
詩人:蜜稀 [投票][編集]

僕たちはいつも何かを
追いかけていたはずなのに
いつの間にか
それすらも忘れてしまった

大人は夢を持てとかいろいろ言うけど
僕たちは
大人たちによって
それを追いかけるすべさえも
奪われた

けれど
歴史は繰り返され
僕たちが
僕たちのままでいるために
僕たちは
大人になっていく

2005/04/24 (Sun)

[39] 理由
詩人:蜜稀 [投票][編集]

君を無視したのは
君との関係に終止符打ちたかったからだ

君を追いかけたのは
こんな自分に向けられる
君の瞳が怖くなったからだ

君に言い分けたのは
自分に向けられる君の瞳に
耐えられなくなったからだ

私が
救ったのは
自分自身だ

2005/03/05 (Sat)

[38] 雨上がり。
詩人:蜜稀 [投票][編集]

           雨が止んですぐ外に出た


        いつもは見えるはずの夕日が見えない


           空気は霧で霞んで見える


          朝のすんだ気配が私を包んだ
 

2005/01/29 (Sat)
64件中 (21-30) [ 1 2 3 4 5 6 7
- 詩人の部屋 -