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蜜稀の部屋


[29] 桜が散るあの季節
詩人:蜜稀 [投票][編集]

君の笑った顔

君の泣いた顔

君の怒った顔―――。

もう二度と見られないと気づいたときには遅かった。

いつかの約束も果たせなかった。

僕は君に何もしてあげられなかったのに、

僕が笑うと笑ってくれた。

君がイツまでも笑ってくれればいいんだけど、

僕は、もう、君には涙しか見せられない。

そんな僕を覚えていて。

君の心が僕忘れないために

桜が散るあの季節

       また逢う時まで―――――――

2004/03/12 (Fri)

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