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微笑人の部屋  〜 新着順表示 〜


[80] まるくいとしいせかい
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雨のあがった火曜の午後は ホットサンドとハチミツつついて
お鼻下のミルクひげがかわいらしい君の瞳の奥は 虹のあがった楽園だってさ

星になった人がね、このまるい世界に恋したと教えてくれたよ
だからゆったりとソファにもたれて まるい世界に 感謝 こぼした ミルク のように

雨のにおい火曜の夜は ほっぺくっつけあって ホクホクスープで
子犬のペギーがすねるもんだから 少し寒いけどお散歩に出ようか

星になりたい人がね
このまるい世界に恋してると教えてくれたよ
だからペギーの耳裏をせっせと掻いてあげたんだ
このまるい世界と 君と ペギーに 感謝 こぼれたミルク味で ね

星になるときは
このまるい世界
忘れないように
忘れないように

君と ペギーと 雨上がりに虹がかかること
それだけでも
忘れないように
忘れないように
忘れないように
忘れないように

2005/01/10 (Mon)

[79] カンチガイグルーミー
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遠いお月さん 浮かべながら歩いてたら
真っ白な猫がこっちを見てたよ

うぅんと そうか 僕らは足をどろんこにして空を眺めてるわけだよな

あーあ 蜃気楼のリズムで飛べたらなぁ
きみは僕を見つけられるのかなぁ
蜃気楼が消えたらなぁ
僕は君に会いに行けるかなぁ

黒い猫は僕を見つめてる
あいらびゅー と
あいらびゅー と
聞こえたような そうじゃないような

ん〜ん ながいながい人生だよ
横たわって 観音様見習って
笑って笑って

あーあ 蜃気楼のリズムで飛べたらなぁ
きみは僕を見つけられるのかなぁ
蜃気楼が消えたらなぁ
僕は君に会いに行けるかなぁ


ばいばい シロもクロも
蜃気楼になったよ

2005/01/06 (Thu)

[78] バイ
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やさしい恋をした
だから涙が止まらない

2004/12/08 (Wed)

[77] お食事
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爪の先が黒く裂けてさながらフォークとでもいいましょうか
きみの襟足をこいつで掴んであとは剥ぐだけ
それはさながら最後の晩餐でしょう

きみが空っぽになるならば私は焼かない
どうか逃げずに私の中へいらっしゃいよ

マリアは痛悲な涙を流したでしょうが
私は最高に幸せで笑みを隠せません

逃げずにいらっしゃいよ
私が突いて裂いて焼いてあげましょう

2004/08/25 (Wed)

[76] うっつり
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うつろうつろにうっつりと

あんたに触れたいあたいが懺悔

わるうござんすよ
悪魔が笑ってね

やはりあんたにとりつきたがる

わるうござんした


うっつり懺悔で悪魔も
逝きよし
笑いよし



わるうござんしたよ

2004/08/21 (Sat)

[75] 自答
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イエス
それ、知ってます
君と揺らいだ午後の話だ

イエス
これ、覚えてます
私と溶け合った部屋の名残だ

イエス
返事、しときます
誰も聴いてはくれませんが

イエス
イエス
イエス
また私は一人になりました

イエス
知ってるつもりです

2004/08/05 (Thu)

[74] 欲懇々
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だからアタシはキミを繰り返しながら指で果てた。
軽い軽いウソになりそうで。
だからアタシはキミを繰り返して蜜を飲んだ。

2004/07/27 (Tue)

[73] 籠り屋
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涙やまず
体まかせ
私負かせ
存分垂れ流し
うつろな夜明け
晴れて腫あがり
本日も籠り屋なり。

2004/07/24 (Sat)

[72] 成長イズム
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蹴り上げた背中にヒトシオの隙間っ風
唇の端っこはまだまだ閉鎖解禁百日前
だって君にはママがいるから一人前?

いない
いない
いない

足首裏の背伸び骨がガチガチてめぇ
男前は泣かずに蹴り上げ
そうでもない君はやっぱり半人前

でしょ?

まだまだ鳴らない
まだまだ成らない

まだまだだ

2004/06/24 (Thu)

[71] カエルのウタ
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ある日目が覚めたら僕はカエルになっていた。
カエルの気持ちはわからない、だけど僕がカエルなんだ。

君のもとへ急ごう。
かけ足で飛んで行くぞ。
けれど僕はカエルなんだ。かけ足はできないぞ。
ぴょんぴょんぴょんぴょん。

君は僕に気が付くだろうか。
二人の愛を信じよう。心に深く刻み込もう。
僕はカエルになったけど、君への愛はかわらない。
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。

僕は君を見つけた。
光の中でいっそう眩しい君がいた。
さぁ飛び込むぞ。君のもとへ。
僕はカエルなんだ。
精いっぱいのジャンプで君へ。
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。

人間見た目じゃないってのは誰がいった。
そういう君らは振り回されてるぞ。
見た目が変われば愛は届かないんだって。
どんなに深くてもカエルじゃ駄目だって。

君はきゃぁとかわいい悲鳴をあげたんだ。
きゃぁといいながら僕をつまんだんだ。
僕は精いっぱいの愛を伝えたさ。
げこげこげこげこ。
カエルになっても愛はかわらないから
げこげこげこげこげこげこげこ。

君はきゃぁと悲鳴をあげたんだ。
きゃぁといいながら僕をつまんでなげたんだ。
そして君のかわいいあんよが僕のうえにおりたんだ。
げこげこげこげこげこげこげこ。

真新しい君のハイヒールに緑色の模様がついたよ。
それは僕の愛の証。
カエルになった僕の愛の証。
げこげこげこげこげこげこ。
真新しい君のハイヒールに僕の愛の証。

2004/06/08 (Tue)
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