詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
社会と家族が人を作る
自分一人になったとき立ち上る炎を見れば、
水晶玉の中のように瞳に来る夢が
潜在意識=休んでる睡眠の部品の組み立て直し。
それで、なにもかもを人のせいにして 自由になれる 精神の解放感をかみしめたらいい
一方使い方によっては、重要なお役目も前進させられる〜
人の話を聞いて、我が経験のように取り込める
でもあくまで擬似、シュミレーション。
触覚と視覚を混同するも、自己責任。
音感と 集団の おおはしゃぎで 地獄耳パーティーする、宴会の夜半=歳末大売り出しのセール参加!
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読めない詩は、空中を ただよっている。
君の声が浮いて、あえぐように
それは きこえない歌
ただ、静かに黙って、うなる気
人間を責め、
天国を疑う。
反骨心を まとわりつかせて、人生を やぶにらみする。
まるで 世界で初めて、一人だけで子ども生む、気張り
あたかも 歴史で最後に、育った愛を憎んでしまう、恩赦
決めつけられた思い込みを ほどいて、死後を詩で言いたい。
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「冬語り街舗道」
冬の帰り道
二人で12月めぐり
静かに言葉を聴かせてね
モール街は
イルミネーションに
包まれ始めていた
ピアノのしずくが、リズム響かせ
ゆっくり、白い霧流れ
ポップなエスカレーターから見える
ツリーの準備どっさり
すきまに光る、レインボー熱の炎
君が
綺麗ね ―と、呟く
僕も
綺麗だ ―と、呟く
くすぐりを溜めた小夏は、遠くへ翔び、
吹く湯が、ポートワインで頬をこする
もうすぐ、Xmasには
一緒に街を歩こう
どちらともなく
口にした
軽く押す、胸・踊り
でも、
今年の冬は
寒くなるらしい
どこかで浮かべた小舟が、強くスピードを上げ
ビート打つ、膝がしら
君と
手を繋ぎながら
イルミネーションの中を
歩けたらいいな
冷える聖夜に
2人の体温を
感じながら…―――
そっと、じっと
ずっと
ふるさとに祈れ
蒸気のパイプを、吸う息と鼓動があっためる
目が言う、ほのかピンク
マフラーが、ひるがえって
肩を頑固に抱きしめ、
空へ昇る浮き雲に、入り込みたい
枯れ葉に涙ぐめ
三日月が微笑んでた
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お父さんとアコーディオン大会
安物のピーピー鳴る楽器で 酔狂の夜
「楽しかった」と珍しく目が下がる
冬の白い風が吹く ホワイトクリームの香りが爽やかで
なぜか、チョコレートアイスを頬張りたくなる団欒
じっとしてないで歩こうよ
これは素敵なお祝い傘だよ
弁当箱のようなあなたの笑顔を ひざしに吹き抜けるイラストになりそうなイメージ
ノートのはじっこに思わず落書きした
思春期に学校で体育館への道、通路を通るとき 声かけてくれた
友だちの背中を追っかけた昼下がり
思いのプレゼントは、お休みに見る星光だね
君のくれる笑顔が いつも、とっても あったかいから
今日も恥ずかしがりそうで とどまって、
逆光線の宝石を 胸にいだく、眠りの中が心地いいだろね
よく寝ましょう
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頼りない自分
引っ込んでる
いまいち、出てゆけずに
大人しく、ひとりぼっち
思い切りが悪いし、
中で うじうじ・してて
何とも 自分でも 歯がゆく、不甲斐ない性格
頭で あれこれ考えるばかり なんだ
気持ちが出てこずに、胸を しまい込んじゃう
ただ
詩で得意げになって、夢見てるだけ
でも、そのうち、
読む詩と 普段の会話が どんどん繋がって、
息せき切ったように、
人生を流れ泳ぐ時を 待ってるよー
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野原で踊りたい
小山を登り、腰をくねらせて
ダンス!
ほっぺたに かかる 小雨を弾き飛ばす 勢い
右に左に、ウエストを曲げて、
あたかも 自分のピュアさを 持ち続ける ように
デパ地下の名店街を そぞろ歩き、
君と指を3本だけ、つなぎ ながら、
ダンス・ウオーク!
微笑みは ゆるく、
話しかけられても、フフンと うなずく程度
うえ・したに 視線を泳がせる
うわの空で、人生を終えても
もういい ってゆうほど、
そぞろ散歩
スローにダンス!
クイックは、ほどほどに
何だか分からない けど、
文字とリズムで、テンポよく
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空の上で眠りました。
水色が背中に這い上がった。
人の声が、鳥瞰図でワイワイやってて
海の笑い方も、空との会話に楽しげ。
人が悩むのは、全体を知ろうとしないからだろう。
ほんの一部分で人生を決めつける焦りはどこから来る?
空で寝っ転がるつもりで、家の床にシーツ敷けよ。
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ここで こうして、
似ている 時間の流れに 身を そよがせ、
胸の中の 思いの味を かみしめてる。
ぼくら、甘さも すっぱさも、同じ道を見つめて来た ようだね。
これは奇遇
街で すれ違う 人肌に、
それに近い匂いを 感じることも多くって、
ここへきて、また、
雨のしずくの 熱をかぐ。
今日も、どこかで、憎しみと 憧れが 交差して、
しぼり出た 人生料理のスパイスで、ご飯の味付けが 進み、
君の背中の まろやかなシュガー・バブルを のどごしに飲み込むんだ。
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川のせせらぎに はなびら・流して、追いかけましょう
どっちが はやいかな?
あのこの恋が実るのと、これから初雪が降るまでと
・・・
あなたの影
うすもも色の光 と同じに見る
うれしさの取り合い
ぼくと人と、風と季節と
うれしく、うれしい
手のひらのぬくもりで、どんどん増えるうれしさだから、
分け合って、また それで 寒さをしのごう
やさしく うでのラインが小さくふるえ
あなたのその、ぼんやり ひとみ・つらぬいた炎
くっついて、ぐっと、前に出てくる
思い・すがすがしく
二人の心地が やわらかいぶんだけ、とがった通い合わせの芽生えがあった
丸の後ろにとげがあるから、いいことばかり言えないよな
のびやかで、おおらかな雑草魂で、まとめたね
人間同士の心と体
ちょっと違うのが、とっても大変
見てる以上に、見られてる様子、そのものは、見ないで、
頬で感じてますよ
身体じゅうが うぶげのツンツン
野趣あふれる秋の深まりに、
また合いましょう!
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詩はいいね
心の中を見せ合う
きゅんとくる
首が痛くて傷があるから
普通にゆっくり出来ないんだ
でも、目を閉じて、君の恋心をじわり胸に広げて
それにひたって、うれしがれるよ
そういう、ほのかな、ほのぼのを暮らしの楽しみにしてる