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万田 海斗の部屋


[217] 真冬のメランコリー
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ふぶく夜に、ドアの ことことと 話し続けるのさ

ゆうれいのつぶやきもキコエル


ふところの布団のぬくもり・・君に届け、
枯葉を集めて 熱く燃やしたいね〜
親鹿がひと声で 森のこりすを呼ぶように、
自分が頼もしく 君を呼び寄せたい





この冬に去る夏の暖かい火を持ってきて、
ふつふつ くべ、
肌の中にしまった フィーバーを振り回して、
やんちゃ魂で 聖歌リレーなみに回す


大きく自然家族をにぎりこむような友人

思い込みはずす 自然の自由の発見

そっと飲む茶の しずくに、たらす
薬笑い

寒いので コチコチをほぐそう

少しは 遊ばないとな

ゆるく ふざけ、

きまじめなばかりじゃ、まろみがない


こわばって、おぞけにふるえてた ぎくしゃく青春だったわけだ


しめすぎて、 きつい諸事情も、 今夜限りでおさらば


明日からは、ぜいたくな 吐く息を荒くする けもの道をゆく


木の実しゃぶって 川の冷水で とける とろける
シロップ シャワー あびんのさ


ああ、・・・あまったるく ユウウツ・・・

2008/12/07 (Sun)

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