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万田 海斗の部屋


[282] 寝息
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

すやすや甘い シュガーの蒸気
ぼくをあやしてくれる 安らぎ
君の寝息は、とろけるようで、
むずがゆい、こそばゆい、微笑みが砕け散るメロン



朝まで寝言で踊り、  からみつき合い、愛ねだり続けた
だとしたら、もう、恋人のフルーツ・マザー・ハート
それは、おなかから、君がぼくになって、出てくるジュース・ミックスさ



心地よいリップで撫でる 料理はスパイス・シーソー
うえになった愛が、 言い合いで したから突き上げるイヤなあやで、ごめん の くすぐり すねた、子象


アニマルがマニアックに、ぼくは君に ささやきたい
二人とも しゃべる動物を しよう!

2009/09/27 (Sun)

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