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万田 海斗の部屋


[322] 優しそうなエメラルド
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

横顔
うつむいた みつばちの花嫁

優しく してくれそうで、
つらそうで、
励まし合えそうな、 一緒の 歩き友だち


初恋 ・・・・ いいもんだね


まだ、
あどけない あおい身体の 寂しさを 深く 強く
分かってくれそう だから

思い出せ
心からの恋人は、どんな出会い?
まっすぐ、朝日を背に、バス停で息を吹きかける 白い歯がこぼれ、クスリ笑い

思えば思うほど、好きな色 ピンクの歯ぐき

今 なにしたい?
胸のケーキを焼いて、甘くささやく春風を迎えよう

悲しみは、海色
苦しみ、にがみは、山の肌色

眠りのそばで、コックリうなずく、とろけ声

そのぶん、笑顔も深くなるね
とくに、君の前では

2010/01/23 (Sat)

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