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万田 海斗の部屋


[337] みんなの涙
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

スマイルは、取って置き
君との晩餐用に、一瞬だけ


いっつも
笑おうと無理するのは、もうストップさせて、

明るい 涙を 流し続けようか


ぬくもり さらさら と
 ゆっくり ひたひた、・・・・泣き節で 嘆こう


その、あいだ 

小さな炎が めらめら くすぶっ て、

赤い目の中 で、
きっと 夢が そこから、立ち上がって 来る

身体が、いいかげん、冷たさに そのうち 飽きる のさ



しくしく めそめそ べそかくだけ、かいたら、

あとは、大空に 背筋を伸ばして、燃えあがる しかない


だから、いいんだよ
息・つきながら、
「めぇめぇ」 悲しく、寂しく、落ち込んで しまえば


海と雲の すいぶん が、全部 
ひとみ の フィルターを 通して、
吸い込まれて、吐き出され、

それが 皆んな に うつって、
ウエエーン・・・
流れて、川になって、大河になって、道になり、

うるおう姿は、地球クイーンの 太陽・守護神への返礼

さみしいなら、さびしさを 抱きしめ よう
やがて、寒くなって、温もりを求め出す さ

海の お裾分けの 湖で、光る星は、 君とぼくの 明日への輝き だから

2010/03/16 (Tue)

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