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万田 海斗の部屋


[340] 船のうえに浮かぶ海
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

家の中 に  ひろがる 海
水道が、汗と ドリンクに つながって、
ぼくの脳みその血管を道行き、

嵐に もまれた 記憶を続け、
ここで、瞑想を ・し・・

光り・ごっちゃ
霧も しんきろうも 
船ハウス の うえに 浮かぶ 海 と 蒸気

海なんて、気まぐれ だよー
夏を待たずに、押しかけて 来る


君は、世界を狭いと思う?
ぼくも、宇宙を広いと思わない


心が広ければ、すべて よし

胸ひとつで、時間を味方にして、無限の放送局
この 詩のスタジオ から、 空を 剥ぎ取り、
雲と太陽を 着込んで、 便所で 気合いを しゃべる・のさ。


思考道場 は、プールの へたな泳ぎ
クロールしてた 過去の時と、するつもりの 明日の ちょうど真ん中の今、プールが ぐるぐる ぼくの周りをスイミングしちゃう

考えながら、遊ぶと なぜか うれしげ


だから、

船は ぼくに乗ってる し、
ぼくが、海に見られて る

2010/03/20 (Sat)

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