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万田 海斗の部屋


[366] 何にも知らない、黒い雲
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

名前も忘れた
ただ 雨をはらんで ただよう雲

今が何時なのか
ここで 何をしてるのかも
説明しない

生まれたての おっさん・ぐも さ

邪魔しそうで、じっと立ちつくす影

                不気味


ボクに、教えて、この世の激しさ
生きる理由を歌った詩は、どれ?

憎しみを ぶつけてくれ
父性なんて、困りごとのデパートのように、がらくただらけ
でも、一緒に困りごとを 一通り 見ておかないと、強くなれないかもね

           変?


何が嬉しくて、人は 毎日 せっせと 汗を流すの

終わりは 計算で分かる?

笑い方で 幸せが計れる

涙や 苦しみは、赤い・罪?

何も知らない けど、イライラ感を含んでる
              なんか危険


あなたが悩んだら、静かな海で ホーホーと うずくまってる
にがいみずを 吐き出して、頭蓋骨に吹きかけろ

いやな感じを 真に受ける、入道雲は、大穴の ダンディー・スポット

2010/08/04 (Wed)

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