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万田 海斗の部屋


[359] 夏 の 夜の 熱だまり
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

ここだけに
吐き出す

わがまま、
酔いだくれ

詩で しか ものを言えない
困った、首の ダンスぐせ

うっとり、うぬぼれ、
お茶・飲んで、
しびれる


とことん、
ぼくの甘えを、
空が 笑ってる

夜景が、にじむ

わくわく
炎、静か

蒸し暑い 夏の お出まし だね

あの 高ぶりが、懐かしくって、
血の巡りは、さかまく

気の通じを、たどれ

まばたき

何でも出来そうな エキサイト精神
頑張れば、宇宙を つかめる

今という時は、限りなく、大きい
はじけるまで、飛べ

変えようと思えば、
変えられる この気持ち

この目の熱が、どこまでも 吹き抜ける
噴き上げる

熱だまりが、はね回り、
すずしく はっちゃけた、

組み立てた文字群が 散らばって、
また、思いを、夢に 広く 追いかけてゆく・・・・



2010/06/19 (Sat)

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