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雪 刀寿の部屋


[445] あの場所へもう一度
詩人:雪 刀寿 [投票][得票][編集]

約束の、あの廊下で

手を取り合った日へ


揺らぐ根性で
君の声と ぼくの声を 絡めたい


今度こそ、ちゃんと握り返そう

手の平を きちっと見せて、


甘ったるい話は苦手だけど、
ぽんやり でも、はっきり重ねようか


夏の午後は なぜか さみしげ

だけど、

生まれ変わっても、もう 何度でも
あなたのセンスを だきかかえ、
のどを ゆすぐまで、
沁み込んでゆく星座の奥底・遥か彼方・空の上

あなたが微笑んで、
こっちへ光ったら、

ぼくは、なぜか、また、「二人で飛んだ」・・あの地べたを夢見てる。

2011/05/31 (Tue)

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