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雪 刀寿の部屋


[461] 手製のペン
詩人:雪 刀寿 [投票][得票][編集]

樹木の枝を切ってきて、こしらえたペン

手づくりの「ドキドキ」が鳴る鼓動

君への恋を、とじ込めた

赤い血が、もう黒くにじんで、古びた懐かしさ。


あの日 心のミラーでふさいだ微笑
こぼさず、明日へ持ってゆこう

あふれそうなハート
もったいない 二度と来ない日々


こうして夏の夜、思う炎は くすぶる花火

晴れた輝きにひたして、
生き返らせてみせるよ。

何度でも、、これからも、、、

ふぶきの冬の夜さえ、
ドアの「コトコト」と また、話し続けよう。


つなぎ合い、
せめて、夢の中でだけでも、
ずっと握手をしっぱなしでいたい。

2011/07/04 (Mon)

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