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万田 海斗の部屋


[90] ぼくらを下さい
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]



君は、
僕を抱きしめた
かと思ったら、
すぐに、
また
突き放す



フフン


さびしさを歌ったら
前以上にさびしくなって、
後味でちょっと、暖かさが増すかな


今のぼくらは、
銀空を巡る 旅人

爪をこすって出た火花で、夢を見る



見えない胸の傷が とても痛いんだ

分かってくれる人には
分かってもらえるように、
声高に話そう

ぼくらの本当を欲しい
寒くなりかけた夜半

2007/11/26 (Mon)

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