君は、僕を抱きしめたかと思ったら、すぐに、また突き放すフフンさびしさを歌ったら前以上にさびしくなって、後味でちょっと、暖かさが増すかな今のぼくらは、銀空を巡る 旅人爪をこすって出た火花で、夢を見る見えない胸の傷が とても痛いんだ分かってくれる人には分かってもらえるように、声高に話そうぼくらの本当を欲しい寒くなりかけた夜半
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