詩人:雪 刀寿 | [投票][得票][編集] |
もともと人は、さびしい性分
あきらめているからこそ、
意外に
分かってくれたら、
ただ それだけで、嬉しい
だから、
躊躇しないで、何でも言おう
的はずれでいいんだ
生きてること自体が、不思議な奇跡なんだから
そう言えば、
「分かってあげること」そのもの が、好き嫌いを超えるのかもしれない
はっきりすれば、好きになれる
君の目の深み
切なさがよく燃やされてて、暖かい
頼もしい
せわしない現代の
残る人間わざは、 動物らしいあったかみ
涙も熱く、ね
ぽっかりあいた、冬空の星の空間に、こんな ぼくらの分身がいるのだ と思う