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万田 海斗の部屋


[91] 冷たい星の熱
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

もともと人は、さびしい性分

あきらめているからこそ、
意外に
分かってくれたら、
ただ それだけで、嬉しい


だから、

躊躇しないで、何でも言おう
的はずれでいいんだ
生きてること自体が、不思議な奇跡なんだから


そう言えば、
「分かってあげること」そのもの が、好き嫌いを超えるのかもしれない
はっきりすれば、好きになれる


君の目の深み
切なさがよく燃やされてて、暖かい
頼もしい

せわしない現代の
残る人間わざは、 動物らしいあったかみ
涙も熱く、ね


ぽっかりあいた、冬空の星の空間に、こんな ぼくらの分身がいるのだ と思う

2007/11/27 (Tue)

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