恨んだ日もありました何故助けてはくれないの何故見て見ぬ振りをするの私への愛よりあの人に対する愛が勝っているからなのだと独り 眠れず泣き明かした夜もありました果てのしれない暴力に怯えながらも幼いながらに貴方を守りたかった愛する貴方此処に今 尚消えない傷が一つあります打ち明けられぬ過去明かせば全てが崩れてしまう幼いながらに一人 小さな手を握り締め闘ったのです桃色の口唇を噛み締め只 欲したのは今も変わらず貴方の愛だけでした
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