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MOOの部屋


[2] 消えない傷
詩人:MOO [投票][編集]

恨んだ日もありました

何故助けてはくれないの

何故見て見ぬ振りをするの


私への愛より

あの人に対する愛が勝っているからなのだと

独り 眠れず泣き明かした夜もありました


果てのしれない暴力に怯えながらも

幼いながらに

貴方を守りたかった


愛する貴方


此処に今 尚

消えない傷が一つあります


打ち明けられぬ過去

明かせば

全てが崩れてしまう


幼いながらに

一人 小さな手を握り締め
闘ったのです


桃色の口唇を噛み締め

只 欲したのは

今も変わらず

貴方の愛だけでした

2006/01/18 (Wed)

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