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悠月 の部屋  〜 投稿順表示 〜


[31] 蒼の時
詩人:悠月  [投票][編集]


小さなろうそく
どうせ消す落書き
いなくなった遠くの星

僕達は常に進んでる
止まることを知らないみたいに


過去の自分を笑ってみたところで
何かが変わるわけでもなく
今日を生きる僕と
昨日を生きた僕と
どこか違うのかい
どこが一緒なのかい




光る北極星
かぎをなくした箱
定まらない方位磁針

僕達は常に止まってる
進みながら止まってる

電線だらけの空の下
太陽睨んで
眩しすぎて目がくらむ
今向こうで星が笑った気がした
何を笑ったんだい
何で笑ったんだい




微笑んでないで
答えをくれよ
次の場所に行かなくちゃいけない

2011/02/26 (Sat)

[32] 日だまりの木曜日
詩人:悠月  [投票][編集]

僕がちょっと失敗して
横で君がくすくす笑う

そんな穏やかな日々が
ずっと続けばいいのにな

例えば

僕が君を傷つけたこと
君が僕を騙したこと

そんなの
全部忘れたふりして
笑ってられたらいいのにな



せめて今だけでも


2011/03/31 (Thu)

[33] エイプリルフール
詩人:悠月  [投票][編集]


だからさ
言ってるじゃない
好きだなんて勘違いも
 はなはだしいわ
嫌い 大っ嫌いよばーか


(お願い、
「一番最初」に気付いてよ)

2011/04/01 (Fri)

[34] 無題
詩人:悠月  [投票][編集]


鍵かけて閉まってた言葉が
君の言葉が

空気に吸い込まれて
消えそうになった

必死で掴んでみるけど


忘れない、と思ってた

(やっぱりね、君の言うとおり)

(あたしは、今も)


手をのばした先に
誰もいなくて

やっと気付いたよ


(春風は君の残像さえも
さらってく)

2011/04/08 (Fri)
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