ホーム > 詩人の部屋 > 悠月 の部屋 > 新着順表示

悠月 の部屋  〜 新着順表示 〜


[4] あるいはそれを運命と呼ぶのかも
詩人:悠月  [投票][編集]


僕が愛したあなたは
もうどこにもいないのです

変わらないでと
不変を求めた僕ですら
あっけなく変わってゆくのです

(記憶さえもいつしか形を変えて
花びらと共に散るのでしょうか)

2010/08/14 (Sat)

[3] 言葉が僕らを惑わせる
詩人:悠月  [投票][編集]

僕らの恋は
運命って言葉で
ぐるぐる巻きに
しなくちゃいけないほど

弱くて脆いものなのかい?



(強く抱きしめるだけじゃ
不満かい?)

2010/09/19 (Sun)

[2] 花火
詩人:悠月  [投票][編集]


暗闇が二人を包む

刹那

輝く花が空へとはなたれる

てらされた君の横顔は
もう泣いていない


小さすぎる手をつないで
僕らは明日へと向かう

傷も痛みも
隠れるものじゃないけど

小さな希望一つ
夜空の花に託して

二人並んで昨日にさよなら


夜空の彼方に朝日が光った

2010/08/11 (Wed)

[1] fairy tale
詩人:悠月  [投票][編集]

秘密の言葉を紡いだせいで
壊れてく
愛さなければ悲しくならずに
すんだだろうか

遠い遠いおとぎ話
誰もが幸せになれるはずの未来
遠い遠いおとぎ話
掴みそこねた兎の背中


ブリキの玩具に油さしてよ
凍ってしまって動けない
心を入れたら世界が変わる
目を閉じたって見えるのに

遠い遠いおとぎ話
寂しくなるよな赤い花
遠い遠いおとぎ話
落としたパン屑食べられた


きらめく星に100回お願い
探してるんだよ
落書きだらけの地図だけ持って

遠い遠いおとぎ話
狼なんか怖くない
遠い遠いおとぎ話
零れた涙は真珠色

2010/08/08 (Sun)
34件中 (31-34) [ 1 2 3 4 ]
- 詩人の部屋 -