気が狂いそうな程ドキドキして
頭破裂するまで考えて
声が嗄れるまではしゃいで
涙尽き果てるまで泣いて

結局届かなかったあの娘

カッコ悪いかも知れない
見られた姿じゃなかったかも知れない
男らしくなかったかも知れない
見苦しかったかも知れない

それでも俺は自分に正直にいたい

言いたい事言えなくなるより
いつわりの関係続けるより
奥歯に何か挟まった事言い続けるより
自分を捨てるより

アナタの事本当に考えるなら
此処にはいられない
一緒にいる事が必ずしも
お互いの為になる訳じゃない

でも本当に
世界で一番君の事が
誰よりも
何よりも
大好きだった

その事だけは覚えといてくれ
そして次に生まれ変わって
また出会う事が出来たら
今度こそ幸せになろう

男って辛いよな　だろ？

ああ こんなに
ああ いつまでもずっと
気が遠くなるまでもっと

洒落にもならない
笑顔さえ作れない
高ぶる気持ちを抑えられない

自分にとって あなたの存在そのものが人生最大の勝負

ビビるなよ
目をそらすなよ
舌噛むなよ

そして…

必ず掴み取れよ
俺にとっての生涯たった一人っきりのヒト

お世話にも新鮮な空気といえない
都内の昼下がりのプールサイド

夢見心地の耳元で
優しく囁く
ラディオガール

レゲエミュージックに舌鼓を打ち
見上げる満天下の
夏の空

今年で何回目の夏かと数え
目を閉じ 常夏の島を想い浮かべる
心だけは今
南海の楽園

今年こそ 今年こそ
実りの夏に
なりますように

今年こそ 運命の女神がビーチサイドで微笑みますように

掴め そして輝け 俺の 俺達の
日本で一番熱い夏

何の為に泣き
何の為に笑い
何の為にお金を使ってるの

誰の為に泣き
誰の為に笑い
誰の為にお金を使ってるの

彼女の為
嫁の為
親の為
世間の為

じゃ、自分の為に
何してるの
何が出来るの
何が誇れるの
何こそ自分自身なの
今日という日は二度と戻ってこないんだよ

分かる？ 本当に分かる？

突然この世界が無くなっても
誰も保障してくれないんだよ
どんなキレイ事も
無為になっちまうかもしれないんだよ

明日俺達はもう
此処に居ないかも
しれないんだよ…

責任逃れて　いいとこ取り
人にすがりついて　甘えてばかり
自力で何ひとつ行わず
いじられる事が唯一の取り柄

現実から逃避する事ばかり考え
意地もプライドもない
小さな自分を守る事と
欲望の為だけに生きている

こんな生き方嬉しいのか
誰が喜ぶんだ
それで満足なのか
やり場所のない苛立ちが
毎晩俺を責めたてる

人間なんてちっぽけなんだなって
凄く考えさせられる
こんな大人になる為に
自分は生きているんじゃないって…

どんなに階級が上がったって
どんなに給料もらったって
自分の足元見えなくなりたくない
所詮は小さな枠の中だけの話だもの

違う建物の中に入ったら
単なる一人の人間でしかない
自分が見ている世界は
小さな箱の中の僅かな動きだけ

人独りが体験できる世界など
人生という鍵られた時間は
余りにも短い

一体最後は何処に辿り着くんだろ

文句を言いすぎたんだろ？
いつの間にか
弱い者の見方になっちまったんだろ？
気づかない内に
偽善者になっちまったんだろ？

肩の荷を降ろしたくなったんだろ？
自由が欲しかったんだろ？
知らない内に
やる事がなくなっちまったんだろ？

変わらずにいるって難しいよな
ついたイメージなんてどうでもいいよな
思うのは勝手だが
思われるのは迷惑だよな

誰かの為に生きるのは素敵だが
誰の為の人生じゃないよな
自分の人生は
自分の為にあるんだよな

あるがままに
なるがままに
強がって　粋がって
生きてみてよ

ジタバタしてよ
往生際悪く生きてよ
僕らが思う
蒼き心のままで…

無理なカタカナ
使いたくない
飾った詩
性に合わない

現実はそんなにかっこ良くない
毎日ドキドキしていない
テレビも見ない
新聞も読まない

背伸びしたくない
肩凝る場所行きたくない
見栄張りたくなく
等身大の自分で居たい

俺には無理
きっと無理
やりたくない
したくもない

思う心のままに
やっぱ　これが俺のスタイル
でも　人気あるのは飾った詩
現実ってこんなものだよな
笑うしかないか

ま、いっか

石ぶつけられながら
ツアー回ったって？
貧乏人の味方って
ポジション得ながら
チャレンジを選んだって？

一緒に演った奴らも
メジャーになったって？
君の真似した奴らが
君以上にヒットしたって？

すげえよ、ボブ
真似できねえよ
ギンスバーグも絶賛してたよ
そんなのどうでもいいだろうけど

レノンも影響されたんだろ？
日本にも　アンタの真似した奴らが
大勢成功してるよ

ジャガーに言ったらしいじゃん
“サティスファクションは俺でも創れるが
ミスタータンブリンマンは創れないだろ”って
ミスチルは知らないけど
ミスタータンブリンマンは知ってるよ

すげえよ、ボブ
俺にはできねえよ
吉田卓郎が“日本のディラン”だって
そんなのどうでもいいだろうけど

死ぬ前にもう一回
最高傑作を創ってみてよ
アンタを知ってる誰もが
それを待っているよ

あっち行って踏まれ
こっちいって転び
見なくてもいいものを見て
それでも人は生きる
誰の為でもなく
何の為でもなく
時は無情に流れていく
人一人の出来る事
人一人が体験出来る事
人一人が出会える人
人一人が見る事の出来る世界
人一人に与えられた時間は余りにも短い
それでも
ジタバタしながら
見苦しいと思われても
自分の小ささを悟りながら
人は生きる
何の為に
例え100人中99人に理解されなくても
アナタにだけ届いて欲しい
アナタにだけ分かって欲しい
アナタにだけ受けいれて欲しい
アナタにだけ愛されたい
それが本当の恋
それだけでいい
後はどうでもいい
それが本当の幸せ

それだけあれば
誰の手助けもなく
歩いて行ける
アナタとなら

七転び八起きだったこれまでの人生
全てはアナタと巡りあう為にあったと思う

やりたい事いっぱいあって
でも時間のせいにして
ヒマは幾らでもある筈なのに
時間だけが悪戯に過ぎていく

子供のようにふざけあい
一日が物凄いスピードで過ぎていく

何時までも 君の笑顔見ていたい
悲しい顔みたくないから

今まで 何していたんだろって思える程
君は唐突に現れ
そして １０年前から知ってたかの様に此処にいる
また新しい一週間が始まり
僕は戦場に戻る

夜寝る前 眠い目をこすって

おやすみを告げる為に
君にメールを打つ

そう 再び君に会えるまでの間
僕の想いを載せた
５分間の夢