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同じ事の繰り返しと分かっていながら
また週末、同じ事を繰り返す。
そこに未来がないと分かっていながら
また週末を迎える。
はたして出口はあるのか?
そこに未来はあるのか?
分からないから、また山に登る。
得られるものなど何もないと分かっていながら。
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負けを受け入れちまっている自分がいる。
現実はこんなものと、言い聞かせている自分がいる。
夢なんて持つべきではない、と諦め掛けている自分がいる。
本当は内心「冗談じゃない」と思う自分がありながら。
納得なんかしていない。
冗談じゃない。
そう思いながら、どうにもできないもどかしさと
自分の限界を感じながら
その憤りと現実とのギャップに耐えかねる自分がいる。
何を隠す必要があるのか
何を大人のフリをして、自分を押し殺す必要があるのか
それってホントに大人と言えるのだろうか
分かったフリしていることってそれ程大事なの?
その場だけ取り繕うことってそんなに大事なの?
やっぱりそんなの我慢出来ない。
納得がいかない。
誰かのサイズに合わせて、自分を押し込める訳にはいかない。
誰かのためでもなく
大義名分を必要とする訳でもなく
自分がいいカッコする為でもなく
組織の為なんかでもなく
「納得出来ない・冗談じゃない」
人から忌み嫌われても
煙たがられても
陰口叩かれても 構わない
誰かに媚を売って勝つぐらいなら
やるだけやって負けた方がいい。
納得のいかない勝利を得る位なら
不本意なまぐれの勝利のなどいらない。
僕が求めているのは「納得のいく負け・不本意な勝利」
もしかしたら、この一点だけなのかもしれない。
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お金さえ出せば
何でも手に入る裕福な時代
有名になりたいとか
よく分からない理由で犯罪が起こる 裕福な時代
痛みも分からず 教えてももらえず
正義などあって ない 裕福な時代
これが日本の目指していた姿なのか?
人の正義とは 一体何だろうか
とても格好悪い
吐き気がする程格好悪い
怒りで体が震える程 格好悪い
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君が賑やかにしてる時
君が笑顔を振りまく時
僕はまたひとりぼっち
変なプライドかなぐりすてて 飛び込めばいいのに
素直になれない僕は
またひとりぼっち
誤ればいいのに
何食わぬ顔して飛び込めばいいのに
それができない
素直じゃない僕は
またひとりぼっち
僕は君のように
誰とでも仲良くできればいいのに
それが出来ない僕は
またひとりぼっち
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選んでる とか
理想高い とか
そんなこと
考えてる訳じゃなくて
ただ 待たされた時間が
余りにも長かったから
素直になれないだけなのに
君は分かってくれない
チャンスだとか
おせおせだとか
そういうことじゃなくて
待たされた時間が
余りにも長かったから
ただ 素直になれない
本当は 両手をあげて
受け入れてあげたいのに
それが出来ない
素直になれない
俺は ただのいくじなし
つまらない見栄や
ちっぽけな意地を捨てられず
人前で強がってみせる 俺はただのいくじなし
本当は
君の前だけは
素直になりたいのに
それすらできない
俺はただのいくじなし
早く 楽にさせてくれよ
俺たちの恋が
風に吹かれて吹き飛ぶ前に
ねっ 近くて遠くにいる誰かさん
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激しく包み込まれるように 時間が流れ
優しくも 脆くも崩れ去るように聞こえる足音
期待と不安が入り混じる中
かすかに聞こえる
明日への希望
その先に或るものは『未知への道』
誰も知らない
『未知への道』
明日という名の
『未知への道』
闇夜を切り裂き
やがて訪れる朝日を突き抜け
進め 今こそ
『未知への道』
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自分は好かれている
なんて その気になって
延々聞かされたのは
全く予想もしない
別の男の話…
まるでこちらの気持ちを逆撫でするような言葉の数々
人の気も知らす
待っていたのは
打ちのめされる
受け入れ難い
辛い現実と
意地になって
言えない自分の本音
いい気になってた
自惚れていた
相手は自分のコト
好きでいてくれたと
ばかり思ってた
でも 現実はそうじゃなかった
俺は彼女にとって
誰でもいいと 考えてたうちの一人でしかなかった
俺はただの
惨めな
惨めな
カス野郎
人前で素直に
なれない
ちっぽけなプライドが勝る
くだらないカス野郎
傷付きもする
不死身なんかじゃない
不器用で意地っ張りなカス野郎
悩みもする
呼吸もする
自分に嫌気がさすコトもある
ただのちっぽけな
カス野郎
そんな俺でも
君にだけは
分かって欲しかった…のに
魔法に掛けられたかのように言葉にならずただ打ちのめされるのみ
やり場所のない苛立ちと
耐えきれない孤独を抱え
憂鬱で眠れぬ寝床に入る
惨めなカス野郎
本気で好きだったんだよ
誰に理解されなくとも
君にだけは分かって欲しかった。
でももう泣かない
悔しいけど
オトコだから
だから
涙を吹いて
敢えて言おう
さよなら
カス野郎より
愛を込めて
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いつまで悩んでも
いつまで探しても
見当たらない答え
本当はわかっているのに
でも 埋めようのない時間が
僕を迷いへと追い込む
孤独と退屈の挟間
また迷いだけが浮かび
そしてまた沈む
今夜も続く 眠れぬ夜
君と再び会うまで続く
無限回廊
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嘘
見栄
体裁
世間体
立て前
立場
プライド
自己満足
気にする必要
あるのでしょうか
隠している本音
寂しさ紛れ
甘え
見た目
僕が知りたいのは
君の心そのもの
肩書きも
長い説明も
言い訳も
打算も
そんなもの
一切いらない
ないなら
もう何も言わなくていい
僕にとって
一番知りたいのは
君にとって
一番大切なものは
何?
ただ その一言
さえあれば
全てが分かる筈
だから
それすらないと
したら
悲しいね
何よりも
信じて貰えない
自分が悲しい
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本当は言いたいこと
不平不満山ほどあるくせに
人に嫌がられるのが嫌だから
周りに嫌な奴だと思われるのが嫌だから
波風立てるのが嫌だから
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前になど 何も期待しちゃいないのに
ことある毎に 余計な一言 口挟むくせに
いざとなったら 優等生
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前のことなど 信じちゃいないのに
自分は常識人
なんて 勝手に思い込んでいて
肝心な時の行動は
単なる小市民
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前になど 何か出来るとは思っちゃいないのに
人の顔色 常に伺っているくせに
自分は大物だとうそぶいて 辟易させる
そのくせ 人の手本になること
何ひとつ しようともしない
言わないのが 無難
分かったふりをするのが 無難
いちいち口を挟まないのが 無難
誰もお前になど 何も期待しちゃいないのに
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
人生 勇気は
必要ないかもね