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[109] 若さ故の過ちと、12年
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若さ故に、伝えられない思いがあって

若さ故の潔癖さと、受け入れ難い事実があって

若さ故に、昇華出来ないもどかしさがあって

苦しみ、自分に言い聞かせながら

納得の行かない恋愛を続けた12年


自分自身の慢心と、妙な潔癖さが他人を傷つけ

いい気になっていた自分に気付き

自分が繰り返してきた過ちにふと涙する

過去を思い出したところで

其処には何も待っていない事は分かっていながら

其処から抜け出せず

もがき苦しみながら、現実との狭間で苦しんだ日々


今にして、ようやくその意味が分かり始めて

もう、自分を解放してもいいんじゃないか、って

思えるまで、長く長く費やした12年。


きっと これからも誰かの事

好きになり

笑顔と争いの狭間で生き続けるだろう

そしてその時、過去の苦い経験が役立つ事を祈り

少しは成長した自分を、相手に受け入れられ

相手を受け入れられる自分でありたい


本当の笑顔を見せられるのは、きっとその時


12年、無駄だったか、意味のあるものだったかは

これから決まる。

神様、笑わず自分の行動を見ていてくれよ。

2008/06/30 (Mon)

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