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とーれぱすての部屋


[19] 虚偽
詩人:とーれぱすて [投票][得票][編集]

望まれるままに、受け入れるとき
暗闇が、心のままの無表情を包み込む。

体温が上昇していく中で
心はさらに凍ってく。

あなたが私に向ける本物の愛は
私を偽りで塗り固め、縛る。



ふと蘇る、暖かい優しい思い出だけが
私を優しく生かし

そしてまた、過去に依存する。




2015/10/02 (Fri)

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