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とーれぱすての部屋


[39] 缶酎ハイのキセキ
詩人:とーれぱすて [投票][編集]

理由もわからない空虚さをアルコールで埋める
ほどよく酔う

お笑い番組をYouTubeで見る
心のない乾いた笑い声が
一人の部屋にこだまする

酔いが覚め始めると
また虚しくなる
理由はわからない

理由をこじつけ
プルタブに指をかける

明日へ向かう
確かな時の進みを見たくて
アナログ表示の腕時計を手に取る

スマホの23:59と、腕時計の23:59

長針が12を過ぎたのを見ながら考える
明日は、心いっぱい元気に過ごせるのだろうか。

なぜこうも、張り切って頑張って生きようとするのか




また、プルタブに指をかける

2019/01/14 (Mon)

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