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青央紗の部屋


[20] 持続の沸騰
詩人:青央紗 [投票][編集]

解放された

晴れ晴れしていて
新しい気持ち

偽物みたいに空飛ぶ雲も何もかもが
いまの私に心地良い
新しい路地を今曲がって私は歩いている明るい路地を歩いてる

星が全て散って朝が来るまで私は私の力に気がつかなかった
色の無いあなたへのそば

私が成り立つ未知の可能性は新しく
衰えもなく
全てが全てが前に向かってる

あなた以外の物なら色とりどりにする自信がある

あなたはもう私の色では無くなって

私の細胞の大切な大切な大きな大きな一部になった

あなたは私の感情を優しすぎるぐらいに教えてくれた

あなたは私で私はあなたでひとつで
ひとつひとつでは無くて
ひとつになった私達はもう会う事は無い 幸福のかたまり


2005/12/23 (Fri)

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