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青央紗の部屋


[66] 液体の星
詩人:青央紗 [投票][編集]

君の指の温度差で
曇ったり透明になったり

凍ったマツゲ
見つめたら雪の結晶になった‥

空は七色の傷口

痛いのは君の言葉‥
触れる手のひら
心が見えるから

色で溢れた夜の空
と笑顔
あったかい雲の上を裸足で歩く

手を繋げば何か変わる気がした‥

誰もいない朝に会えば
何か変わる気がした
包み込む温度で
気になる存在

少年の瞳と少女の瞳
誰にも入る事の出来ない神聖な空間

触れない心臓に
触れた気がした

2007/01/25 (Thu)

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