詩人:青央紗 | [投票][得票][編集] |
湿った夕焼け空
空気圧が君みたい
手つなぐ 手はなす
手つなぐ…
解体された記憶
形として残るのは
主には暗闇だけなのかな
そんなはずは無いと思いたいけど
静かなドラムの音に合わせて
踊るのは神秘化された
あの子
まぶたで見る世界は不幸と幸せが早送りされてる
小さな君の手
大きくないけど
小さな君の手より
大きい手
大人と子供
同じ世界にいるのに何が違う…
生きる事に理屈も
的外れな規則も
ミサイルも必要ない
必要なのは
小さな手の君たちみたいに
生きる事とは
ただ生きる事
笑ったり泣いたり
怒ってみたり
魂の感情
権力とは
魂の感情じゃないから