気付けば時間は経っていた真夜中のサイレン微かな低音に鼓膜は振動気付けば時間は経っていた月越しの懐かしい風微かな低温に両手は振動噛った渋柿に歯形と過去暗くなる雲に帽子と未来気付けば時間は経っていた時間は僕を縛り上げ時間は僕に小さく手を上げたまた僕はドアを強く締めキーを回して小さく手を上げた
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