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未知の部屋


[107] 閉演
詩人:未知 [投票][編集]

口先から溢れだす
気紛れな出まかせの
オンパレード

オオカミ少年と
呼んでくれてもいいよ

空を突き抜ける青さに
痛みまで急に恋しくなって
そんな時代も今は過ぎて

あのさぁ〜。
いちいち、ほころんだり
説教したりして
知ったかぶらないで
きらい。

適当に好い加減
匙を投げた人生の
その先

恋焦がれたりなど
しないし
逢うこともない

何も知りたいと思わない
きっと、そう
繋がらないよ

吐きそうな現実感に
気分は最悪。
働き蟻の群れを避け
女王は日光浴の旅に?

ポジティブなマインドを
センシティブなプライドと

己との闘い。。の果て

彼女に縋って泣いた夜を
決して決して忘れない

運命を信じたい相手は
きっと、そう
実はずっと前から
もう解ってた

つけあがったり凹んだり
目まぐるしい日々の中

こんな不確かな
感情に支配されては
いられない
夢の中で泳ぎたい

だからさぁ〜。
もうそろそろ、空気読んで
ちょっと離れてよ
寄りかからないで

どうぞ向こうへ行って。

朝になったら
旅に出よう
彼女を攫って旅に出よう

2014/11/29 (Sat)

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