詩人:未知 | [投票][編集] |
「たまには他人を無視しなよ」
気にしいな自分に言う
「痛みもぜんぶ忘れてみなよ」
破天荒な空を期待してる
「悩むほどのことがあるの?」
すれ違うときもあるけれど
ここまで流れ着いたイマ
明日のことさえ知れない今
あえて言うなら夢だけ食べた
そうしてここまで大きくなった
この心の中の言葉に
きみはまだ騙されたがってる?
食傷気味でうんざりだ
輪廻転生の罠に掛かるよ
育ち盛りの反抗分子たち
牽制するように劣勢の前線
「セオリーなんて無視しなよ」
「現在地なんて確認するなよ」
本当は痛がりで強がりな僕は
空の色さえまともに見れず
そっと蓋をしてまたキツク閉めた
この瓶の中で毒は培養されるだろう