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未知の部屋


[201] ピンクと水色
詩人:未知 [投票][得票][編集]

いつもは画面ばかり見て
話し相手にも
なってくれないあなたが
時々すこしだけ
やさしくなるときは
絶好のわがままタイム

空の色をみてよ
とても綺麗なんだよ!
混ざり合って
でも決して融けあわない
あのピンクと水色
まるで私たちみたいでしょ

もうすぐ日が沈んで
町は静まり返って...
お気に入りのキャンドルに
火をともせば
重低音のその声に
相応しい世界になる

あなたは頼れる人だけど
頼りないときもある
あなたは強い人だけど
弱さをみせるときもある
そんなときとっても愛しくて
胸がいっぱいになるの

普段はツンケンしてる癖に
今夜は妙に眼をみて喋るね
そっぽを向いて
どうもしてないようで。
どうかしてるみたい
甘いネコナデ声に震える

必然的な偶然と
無謀にも思えるこの夢が
重なり合って
一個になって
これから待望の夜になる

あのピンクと水色
思い出してよ
凍えそうなときは
そばにおいでよ
画面じゃなくて生身で伝えて

ぁ。雪が降ってきた-

2015/01/31 (Sat)

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