目が眩みそうになる億千万の言葉の渦のなか心許ないいまに道しるべのように輝いた一輪のそのつぼみ現実の闇をふさぐ光が突き刺すように世界を責めた信じたいものを見つけられるようにひとり泣いてはまた同じ道、指で辿って強くなりたいとなんども願った明日を越えたいといつも思った壊れる前にいまは謳うよ熱いエールがその目頭を潤すから
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