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未知の部屋


[206] オキシドール
詩人:未知 [投票][編集]

苦くて 飲めない現実
今日もまた 飲み干して
やりくり しながらさ
夢うつつ 命を削るんだ...

朝が訪れたから
目覚めるわけじゃ ない
目覚めた その瞬間に
本当の朝は 訪れる

逆光の 中の誓い
透けるような眼差しと
貫いた その空に
慈しむような最期の笑み

強い光に照らされて
二人はいま 初めて
目と目が合ったようだ
君は目醒めて味覚を知った

2015/02/02 (Mon)

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