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未知の部屋


[251] ツキ
詩人:未知 [投票][編集]

ツキに見放されたような
沈んだ日々の中で
ときどき少し勘違いをして
世界を憎むことばかり
躍起になっていたよ

夢と目標の位置づけに迷い
アコガレが遠く
なるたびに焦る

でも完成形だけを
描きつづけるのって
理想のハードルに
先に疲れちゃうから

過程も試行錯誤も
愉しんで
もっと肩の力
抜いてもいいはず

心のままに生きること
そのものが"らしさ"になるなら

だったらあの人に
嫌われることになったって
もう自分に嘘は
つきたくないって思った

背伸びするより等身大で
この命に恥じない
ように居たいよ

もし会えたら
言い訳もそのまま伝えたい

ツキだってめぐるんだ
おなじこの空の下で。

2015/02/21 (Sat)

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