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未知の部屋


[333] 未知なる
詩人:未知 [投票][編集]

実体のない魂というもの
けれどたぶん確実に、存在するもの

それは鼓動
それは温もり

泣くこと笑うこと感動すること

窮屈なのは思考のほうで
ここはもうすでに自由だったね

実体のない魂というもの
けれどここに、確実に存在するもの

それは吐息
それは瞬き

老いること変わること
進化すること

ずっとずっと自由だったね
生まれる前から自由だったね

閃きが降るとき
神様にすこし近づけるように

ありったけの愛を
抱きしめて
零れるほどにその器に

未知という名の総べてを注ぐ

ここに確実に僕は居る-。


2015/03/31 (Tue)

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