詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あの頃は良かったって
どの頃のことだろう
そんな日々が
あたしに
あったかしら‥
そうね、例え
あったとしても
そこには
輝いた記憶も
思い出もないから
悲しいけれど
虚しいけれど
きっと君と
同じ場所
同じ時間を
過ごしたとしても
記憶に残る色は
違うんだね‥
あの頃は良かったって
どの頃のことかも
わからずに
また口にしてしまう
記憶なんて
塗り絵のような物で
色がなければ
片隅にも残らない
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冷める言葉は
平気で言うくせに
好かれる努力は
気付かずに
手抜きしてしまう
誰かさんみたく
あたしは
素直じゃないから
君を傷付けて
意味のない争いを
仕掛けてしまう
冷たさには
冷たさで
温もりには
温もりで
君の曖昧な優しさは
あたしの我儘に
拍車をかけるだけ
いつか君に
愛想尽かされたら
あたしは
どうするだろう
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隣りに居ながら
まだ幸せを
求めてしまう
欲深いのは
君を好きだから
それは
言い訳かな
余所見ばかり
してないで
もっと
私を見てよ
携帯ばかり
扱ってないで
もっと
私に構ってよ
一緒に居ても
独りぼっちみたい
君は何も
変わってないって
言うけれど‥
冷めた瞳で
見ないで
冷めた口唇で
kissを求めないで
惨めな思いを
させるのが目的なら
もぅ‥
付き合えないよ
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本当に
傷付いたことは
笑い話にも
出来ないから
傷が深いうちは
秘密に
していたい
あたしは君の
何ですか
性的欲求処理係と
呼びますか
誰かの代わり
なんですか
ママの代わり
なんですか
誰かの言葉に
傷口が開いて膿んで
また胸が痛みます
全て笑って流せと
いうんですか
涙はどこへ流せば
いいんですか
あたしはどうすれば
いいんですか
君の言葉に
死んでしまいそう
君の態度に
死んでしまいそう
傷付いた胸が
君の行為に
死んでしまいそう
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傍に居過ぎるから
こんなにも
君を傷付けてしまう
そう結論付けた
けれど
どうしても
離れ離れは選べない
君に苛立ち
苛立たせる日々も
君に泣いて
悲しみ合う時間も
どんな時だって
傍にいたいと願うの
だって、あたしは
君のために
泣いて笑うんだから
出逢った日から
今までも‥
これからも
ずっと永遠に‥
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絶頂に行き着き
ふたり
繋がったままで
抱き合う
言葉も出ずに
肌に肌を重ねて
快楽を求めて
君の中
辿り着くのは
夢か現か
流れる汗は
そのまま
髪まで濡らして
愛を確かめ合おう
躰は躰で
愛を感じよう
心と心で
愛を育てよう
絶頂に行き着き
ふたり
繋がったままで
抱き合う
言葉も出ずに
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十二時の魔法が
解ける前に
王子様と別れなきゃ
意地悪なママ達が
あたしを
捕えにくるから
走って走って
早く帰らなきゃ‥
シンデレラみたいに
魔法が解ける前に
ガラスの靴なら
必要ないよ
王子様は
もぅ此処にいるから
十二時の鐘が
鳴る前に
王子様と別れなきゃ
意地悪なママ達が
あたしを
追ってくるから
走って走って
早く帰らなきゃ‥
シンデレラみたいに
魔法が解ける前に
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嘘の衣を纏って
冴えない
男達の欲を満たす
私の中にある
"女"という部分を
武器にして
目を瞑れば
誰も皆
同じ顔だから‥
そんな過去でも
隠し立てしない方が
良いと思った
それを
君も望んだから
私の"春"は売ったわ
あの人を愛し
守る為と
理由を付けて‥
汚れてるの
それは事実だよ
ただ、君には
綺麗な所だけじゃなく
汚れた所さえも
見て欲しい
愛して欲しいと
望んでしまったから
私の過去すべてを
今更、恥じたり
悔いるつもりはない
けれど 君に
言わなきゃ良かった
時々そぅ思う‥
私の"春"は過ぎたわ
男に売ったの
それさえ
思い出だから‥
汚れてると
拒んでもいいよ
どうか、君の
お気に召すままに
して‥
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君との戯れも
意地悪のし合いっこも
楽しんでいたいよ
そういう時間は
気取らずに
子供のままでいたい
変に大人ぶらずに
我儘だって
言い合いたい
変に格好付けずに
嫉妬だって
使い合いたい
君との時間も
馴れ合いからの喧嘩も
大切にしたいから
些細な揉め事は
嫌がらずに
引き受けていきたい
変に強がってても
笑顔だけは
絶したくない
変に意地張っても
素直だけは
忘れたくない
君にとって
居心地の良い環境を
いつもいつも
造っていたいよ
そして‥
いつかの未来で
君との恋愛を
永遠にしていたい