詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
少しの淋しさが
言葉に
変わったら
後は もう
意地の張り合い
後ろ向きに
泣けず終まいの
馬鹿女
そのうちに
眠っちゃうあなた
眠れずに
詩を綴るあたし
本当は 後ろから
抱きしめて
欲しかっただけ
伝わる筈もなく
今夜も
更けてゆく
朝になるまえに
その腕の中
潜り込むから
つまらない
淋しさと意地を
許して…
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愛すれば愛する程
あなたは
愛してくれる
追えば
逃げる背中ばかり
見て来たから
こんな幸せ
永く 続くなんて
夢みたい
だって ねぇ
愛し方も何もかも
あなたが
愛しいなんて
巡り逢わなきゃ
あたしは
不幸せだった
愛されて愛されて
あなたを
更に愛してる
追われて
逃げて背中ばかり
見せてたから
こんな愛が
此処にあるなんて
嘘みたい
だって ねぇ
抱き方も何もかも
あたしを
変えてゆくの
あなたじゃなきゃ
死ぬまで
幸せになれない
あの日
巡り逢わなきゃ
あたしは
不幸せだった
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あなたを失う
痛みより
怖いものはない
心が裂けても
子供が
死んでしまっても
あなたが居れば
良いと
思っていた
それなのに
あの夜
あなたを失って
愛した人の
子供も
殺しちゃって
最後には
すべて
失ってしまった
長い夢から
醒めたみたいに
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幸せな夜が
ずっと
続けばいいのに
愛してるから
きっと
不安になる
疑う所なんて
ないのに
幸せな朝が
ずっと
訪れればいいのに
落ち着くのは
腕の中
あなただけ
出逢えた事が
何よりの
幸せかもしれない
愛し合える事が
何よりの
幸せかもしれない
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出逢ったのは
梅雨の日
恋をしたのは
その翌月
真っ先に
思い立ったのは
彼との別れ
あなたと
離れる事など
不可能
迷う心
決めた道は現在
今日は
あの日の未来
あなたとは
心から
愛し合えている
情熱的だった
盛夏の晩
過ぎ逝くのは
秋の日々
想いの数
重なった分だけ
信じてゆく
選んだ道
あなたの隣り
冬の陽
今日の
未来に愛の証明
薬指に
死期まで誓う
あなたとは
永遠に
愛し合う事を…
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許せない夜が
あと幾つ
訪れるんだろう
不安で
泣きたくなる度
あなたに
守られたから
私 独りじゃ
きっと
抜け出せなくて
疑い混じりの瞳で
あなたを
見そうで怖い
それは まるで
底のない沼だから
堕ちるまで
私が
堕ちてしまって
あなたを
いつか 追い詰めて
失うのが怖い
もし あなたが
沼の底を
知っているなら
その時は
どうか 私を
救い出して
怯える私を
優しく
愛してあげて
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囲んだ柵の中
あたしは
身動きとれない
あなたの棘に
傷付いて
"痛いよ"と
泣いているのに
気付かない
背中は
遠のくばかり
振り向く素振りに
期待をして
呆然と
眺めているだけ
あたしの声
まるで
届きそうにない
囲んだ柵の外
あなたは
誰を探すのかな
あたし以上に
愛せる人
探すのかな
見付けるのかな
"お前以外愛せない"
なんて、
言っていたのに
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頼りなくて
甘えてばかりだけど
Baby あなたが
辛い時は
あたしが守りたい
小さな嘘に
気付いていても
ただ傍で
笑っているよ
分からない
だって
それしか出来ない
悟ってたら
救えたかもしれない
Baby あなたの
苦しみに
今頃気付くなんて
こんなあたしでも
あなたの
傍に居るから
悲しみや
苦しみは分けて
独りで
背負わないで
歓びや幸せ
分かち合う様に
あたしにも
あなたの
痛みを感じさせて
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四六時中
傍に居たい我儘
君が居なきゃ
眠れない
夜がいつも怖い
今日の終わり
二度と
来なければいい
君との時間が
永遠に
止まればいいのに
別々の帰り道
淋しい
まだ傍に居たい
届かないのは
想いだけじゃない
君は温かくして
眠ればいい
帰れない
今夜も あたしは
君の街から
離れられないまま
帰らなければ
まだ 君を
感じていられる
気がして
こんなあたしを
笑わないで
君の近くに
遠くても居たい
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何気ない言葉に
傷付いて
笑えなくて
苛々が
伝わるなら
悲しみまで
届けばいいのに
淋しいって
素直に
言えないから
逢いたくて
逢えなくて
意地っ張り
いつまで
続けば満足かな
ただ 余計に
悲しくて
淋しいだけなのに
馬鹿なあたし
でも
キミが好き
酷いキミ
でも
変わらず好き