詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
わたしたち
隠れて
逢ってたけど
あいつは
彼の女だって噂
知らない所で
周りは
知ってたみたい
あなたの友達
意外と
鋭いらしい
恋人じゃないと
否定しても
誰がどう見たって
確かに
あなたの女
恋人じゃないけど
あなたの女
名前なんか
別に要らないから
事実を
否定しないで
噂される程
きっと
仲が良い証拠
真実を
知ってるのは
二人だけ
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一方的に
機嫌悪かったり
苛々したり
今までだって
何度もあったけど
昨日は
初めて喧嘩した
ショッピングセンター
駐車場にて
洋服選んで
ご飯食べる頃には
仲直り
わたし
嬉しかったよ
普通の
恋人同士みたいに
喧嘩できて
誰にでも
黙る癖が付いてた
だから
あなたと
普通に喧嘩した事
本当は
嬉しかった
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煙草に付いてる
おまけの
ガスライター
価値はない
けれど
あなたがくれた
それだけで
私には
宝物ライター
失くして
落ち込んでる私に
"どうせ
百円ライターだろ"
って言って
あなた
馬鹿にしたけど
まさか
あなたから貰った
ライターだとは
照れ臭くて
言えずにいたら
"俺があげたやつ?"
なんて
間抜け面して
聞くから
頷いたら
"またあげるよ"って
言ってくれた
諦めきれなくて
探して
見付けたよ
ピンクのライター
あなたに貰った
ただの
ガスライター
私には
宝物ライター
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逢いたかった
今夜は
どうしても
抱きしめて
欲しかったのに
逢えなかった
理由は
分かってる
電話だって
本当は
待ってたのに
顔を見たら
気持ち
落ち着きそうで
あなたは
関係ないのに
いつも
安定剤代わり
ごめんね
我儘でも
傍にいてくれて
ありがとう
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目覚めて
携帯を開いたら
"着信あり"
名前は
あなただった
昨夜、2:18
約束通り
電話くれたんだね
起きてても
真夜中
逢わなかったよ
だけど
"着信あり"表示
嬉しかった
今夜は
逢えるといいな
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股の間から
半年間
流れ続けた血
9年前の事
もう忘れていた
あの子
意外の事は
もし、罰なら
すべて
受け止めるから
あの罪を
背負いながら
生きる
けれど
もし、叶うなら
いつの日か
愛する人の
子ども
産んで育てたい
それも
検査結果次第
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期待する事
言うし
態度だって違う
最近、あなた
変わった
日に日に
なんで
優しくなるの
瞳が違う
優しくなった
抱き方も
扱い方も違う
朝から
抱きしめられた事
なかったのに
こんな関係じゃ
なかった
これじゃ
まるで恋人同士
なんで
だって今更
やっと
割り切ろうって
してたのに
どうしよう
期待してしまう
離れたくない
ずっと
傍にいたい
気紛れでも
何でも
抱きしめていて
誰より
近くにいさせて
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あなたに
突き放されると
かなり
落ち込むし
優しくされると
期待して
これ以上
求めてしまう
ねぇ予定って何
誰から
電話なのって
やっぱり
怖くて聞けない
朝まで
抱き合って眠って
傍にいたのに
私じゃダメなの
こっち
向いてよって
やっぱり
怖くて言えない
だから
ダメなんだ
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昨夜は
何をしていたの
誰といたの
考えたって
独りじゃ
答えは出ないのに
聞いても
濁されそうって
直感で
聞くのやめた
夕方に
電話する習慣も
今日だけ
やめようって
駆け引きじゃない
恐かった
ただそれだけ
あなたから
着信があるまでは
本当に
なんで
元気ないのって
聞かれて
あなたに
逢えなかったから
なんて
冗談混じり
答えたけど
本当に
落ち込んでた
ご機嫌取り
上手ね
それで良かった
ほんの少しでも
気にして
欲しかったの
声を聞けば
あなたに逢えば
落ち着く
そんな事ぐらい
初めから
分かってたよ