詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
滅多に言わない
あなたが
"好き"と言う度に
疑うし
聞き逃すし
始まりの言葉が
ないなら
根拠が必要でしょ
嘘でも
夢でもないって
証明してよ
彼女だって
言えたら良いのに
曖昧なんじゃ
気持ち
信じられなくて
当然でしょ
それとも
彼女面していいの
誰かいても
二人の時みたいに
ねぇ。
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彼の家を
飛び出した夜
躊躇う事もなく
あなたに
電話したのは
こうなる未来
何となく
予想できたから
One night love
それで
清算するつもりが
恋に落ちて
余計に
離れられなくなった
あれからもう
何ヶ月
経つだろう
気を抜いたら
また手が
届かなくなりそうで
不安になる
時々振り向く
背中を
追い掛けるのは
あなたの
愛が欲しいから‥
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"お前に惚れてる"
なんてさ
嘘吐かないでよ
普段は、あなた
そういう事
絶対言わないのに
私、馬鹿だから
本気にしちゃうでしょ
それとも
真に受けていいの
ねぇ、やっぱり
惚れちゃってるのは
私の方だよ
こんな言葉ひとつで
動揺して
恥ずかしくて
あなたの顔
まともに見れない
あぁ、もうだめ
やっぱり
あなたが好きみたい
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私だけ見てよって
泣いて
縋り付けたら
もっと違う
現在に
居たかもしれない
けれど
後悔はしてない
違う道
選んでいたら
もっと早くに
あなたを
失ってたと思う
私なりに
無難に、慎重に
選んで
来たつもり
ねぇ間違ってたら
教えてよ
あなたが
答えを持ってる
未来を
握ってるのは
きっと私
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温々と
愛されて育った
わたしを
羨ましがって
憎んでた
今なら
良く分かるの
お金に
困る事もなく
仲間外れに
される事もなく
だから
裏切られた
真実は
分からないけど
きっとそう
彼女を
嫌いと思った事は
一度もない
あの頃のわたしは
純粋に
傷付けていた
"ともだち"
それが
何かも分からずに
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SEXに
愛を感じるとか
嘘でも
体は正直だし
そんなの
なんか虚しいし
むしろ
その後の方が
大事だよ
快楽と
欲望の最中に
愛なんて
欝陶しいだけよ
あなたの顔を見て
思うのは
"愛しい"とだけ
隣りで眠ろう
今夜は
腕も脚も絡めて
余韻が
消えぬうちに
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十年前には
考えられなかった
十年後に
こうして会うなんて
故意に
再会したふたり
同級生
だけど男と女
責めたりしない
子供じゃないんだから
間違いだった
だから
もう友達に戻ろう
色恋なんて
感じなかったでしょ
次に会う時は
男友達と呼ばせて
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どんな顔して
逢えばいいんだろう
嘘は吐かない
だけど
真実は言えない
あなたじゃなきゃ
嫌だって
思ったのは事実
恋人じゃない
もう終わりにしたいよ
わたしが
繋ぎ止めなきゃ
終わる
そういう関係
あなたが
放置するんなら
わたし
淋しすぎて
もうそろそろ
答えを
求めてもいいですか
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身体の相性とか
占いとか
気にして馬鹿みたい
身体だけ
気持ち良くなっても
意味ないのに
あなたじゃなきゃ
満たされない
大事にしたいものが
何なのか
やっと分かった
あなたの心が
分からないままでも
あなたが良い
私が選ぶの
私が幸せになる為に
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言葉もない
態度もあやふや
心が見えない
彼への
当て付けに近い
昨夜の行為に
もう後悔
馬鹿みたい
何やってんだろう
何も知らずに
優しい
だから
余計に痛い
曖昧に
期待させないで
わたし
後ろにも先にも
進めないよ
あなたといたい
出来るなら
死ぬまで、ずっと