詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
傍にいる時
携帯に
着信が入る度に
誰からって
あなた
聞く様になった
少し前までは
そんな事なかった
それって、
気にしてくれてるの
少しは
わたしの事
あなたの
携帯に
着信が入れば
尋ねなくても
内容まで
言う様になった
相変わらず
わたし
聞けない事でも
あなたから
話してくれるから
不安も
随分減ったよ
何だか
恋人同士みたい
今のふたり
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ねぇ逢いたい。
いいよ。
携帯握りしめて
手に汗
かきながら
それだけ
やっと
伝えられたら
ホラ、ねぇ
逢う約束なんて
簡単に
出来てしまう
嬉しくて
泣けてくるから
もう切るね。
またね。
何度だって
電話してるのに
未だに
緊張するのは
あなたに
恋をしてるから
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ねぇあなたは
誰ならば
恋に堕ちるのかな
その相手が
私じゃなくても
それは
仕方のない事
そんな風に
諦めて
けれど逢いたくて
恋人になりきれない
関係でも
ただ傍にいたくて
あなたが
恋に堕ちる誰かが
現れる日まで
私だけ
傍においてね
片想いでも
他の女とは違う
関係で
結ばれたくて
より強く
繋がっていたくて
あなただけに
恋して
こんな形でしか
あなたに
近付けなかった
もし奇跡が起きて
私に恋を
してくれたなら
あなたを
幸せにすると誓う
けれど
叶わぬ願いね
あなたが
恋に堕ちる誰かが
現れる日まで
私だけ
傍においてね
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わたしが
小学生になる年に
あなた
成人したのね
そう考えると
年の差
結構感じてしまう
わたしが
初めて買ったCD
あなた
22歳で聴いてた
昔から
マセ餓鬼だった
80年代の曲
わたし
聴いてなかったら
あなたが
唄う曲だって
きっと
知らなかったよ
あと1年で
あなた
四十路になる
とても
見えないけれど
わたし
若いだけの女では
終われない
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恋人という枠で
あなたを
独占する気はない
とても包めない
そんな関係
ふたりで逢えば
まるで
恋人の様に
寄り添い
過ごすけれど
誰かがいれば
まるで
秘密を守る様に
目配せして
何でもない顔して
笑い合う
遊びでも
本気でもいいの
あなたの傍にいて
好きだと
伝え続ける事が
わたしの
出した答えだから
あなたから
わたしを
傍に置くかぎり
可能性が零では
ないと
そう信じてる
選択肢は
ふたつにひとつじゃ
無いんだって
やっと
分かったから‥
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誰にでも
誘い文句囁いて
あなた
軽い人だって
わたし
知ってたのに
遊び感覚で
近付いて
惚れてしまった
遊び慣れてる
けれど
本当は純粋な人
逢わなければ
あなたを
知る事もなかった
あれから
わたしの前では
他の顔
見せてくれた
女の人に
囁かなくなった
ふたりで逢う度
惹かれてた
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あなたが
Requestした曲
世代は
ギリギリだけど
ちゃんと
用意したから
次のDateは
いつにしますか?
あとは
そう聞くだけ
No planじゃ
また叱られるから
今度は
考えておくね
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駆け引きって
苦手なの
そういうの必要?
"お馬鹿ちゃん"
いいの、
そう言われても
嫌じゃない
あなたの前じゃ
気取らない
ねぇ誰かさん
こっち
向いてよ、ねぇ
"お嬢ちゃん"
わたし
そう呼ばれるの
嫌じゃない
あなたが
呼ぶなら素敵
ねぇ誰かさん
あっち
行こうよ、ねぇ
ねぇ誰かさん
わたし
好きなんだけど
ねぇ、
聞いてるの?
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年が明けて
日常に
戻ったけれど
確実に
時間は流れたね
年末の様に
忙しいと
言われる事もなく
気兼ねせずに
あなたと
逢える様になった
去年より
あなたの優しさに
深みを
感じる様になり
距離は
感じなくなった
あなたに
好かれてるのは
確かで
その感情が
いつか
恋になればと願う