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ゆぅの部屋  〜 新着順表示 〜


[617] 台詞
詩人:ゆぅ [投票][編集]

『もう寝た?』
『………』
『ねぇ、好きだよ』

起きてたら
絶対に
言えない台詞

貴方が
寝てる時だけ
許してね

寝返りで
抱き寄せられて
腕の中

意識は無くても
眠るのが
勿体なくなる

『逢いたい』
『彼女作りなよ』

こんな言葉なら
幾らでも
出てくるのに

『ねぇ、好きだよ』
『………』

貴方の返事は
きっと
沈黙だって想像

心に嘘は
吐かない人だから

2008/12/10 (Wed)

[616] 夜明け
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貴方の姿を
この瞳に
焼き付けておこう

決して
忘れない様に

いろんな表情
胸の奥に
閉まっておこう

いつ貴方と
逢えなくなるか

連絡が
途絶えてしまうか
分からない

貴方に
逢えなくなる日が
訪れるなら

未来なんて
来なければいい

そんな
自分勝手な事

貴方の未来
奪う権利なんて
無いのに

ねぇ好きだよ
誰より
貴方の事が

朝になるのが
哀しくて
貴方を見ていた

もう夜明け‥

2008/12/10 (Wed)

[615] そこにない愛
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躰だけでも
満たしてくれたら
良いよと

傷付かない様に
私から
線を引いた

恋人になる
賭けは
避けて通った

あなたの首に
腕絡めて
抱きしめられると

本当は
そこにない愛でも
感じられる

その瞬間だけは
あなたは
私のものだと

嘘でも
思わせてくれる

逃げた代償は
距離と
このもどかしさ

好きなんて
とても言えない

言葉には
出来ない代わりに
仕草や
態度に込めて

いつかこの想いが
あなたに
伝わります様に

2008/12/09 (Tue)

[614] 拝啓、トシ様
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ウザい女に
ならない方法とか

重いと思われない
想い方とか

浮気された時の
対応だとか

嫌という程
学んだ恋だった

たった
16歳だった

けれど
人を信じる事
愛する事

それだけは
失わなかったよ


拝啓、トシ様

お陰様で
男に捨てられない
女には
なりました

けれど‥

あなたを
心底愛した様に
誰かを
愛してみたいです

2008/12/07 (Sun)

[613] Cross
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誰かと
比較したんじゃ
進めない

あなたが
あなただから

私はあなたに
恋をした

私は私でいて
あなたに
必要とされたい

どんな形でも
出逢えた

交わらない道が
交差した

それが
奇跡か運命か
よく
分からない

けれど
あなたに逢えた
恋をした

それだけで

2008/12/07 (Sun)

[612] 恋人
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Definition
何それ
Standardって
誰が
決めたの

愛してるか
愛していないか

形ないもの
どれだけ
信じられるか

愛してるって
囁いて
心に嘘はないの

躰だけ
求めるんなら
Baby
百年早いよ

Definition
何それ
Standardって
誰が
決めたの

要するに

愛してるか
愛していないか

そうでしょ
Boy‥

2008/12/07 (Sun)

[611] 
詩人:ゆぅ [投票][編集]

昨夜、あれだけ
嘆いた割に
あっさり笑う

女ってのは
厄介で

あなたに
理解しろなんて
とても
言えません

むしろ
言いません

知らない方が
あなたは
幸せだと思うから

女とは
無縁でいて
なんて
我儘は言いません

むしろ
言えません

誰かと
縁を結ぶまで
私を
傍において

あなたに
飽きるまでは
私に
付き合って

2008/12/07 (Sun)

[610] amusing
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彼の周りが
いつも
賑やかなのは

彼が優しくて
賑やかな人だから

彼女が
華やかなのは

女である事と
笑顔を
絶やさないから

裏切られた
傷付いたなんて
よく言う

妄想より
現実を見れば?

理想より
現実を追えば?

それを
受け入れるのは
容易くない

これからは
amusing‥人生を

2008/12/07 (Sun)

[609] 葛藤
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狂気を
彼は他人目線で
語り尽くす

私は子供
頭だけ大人だ

随分下らない
人間に
なってしまった

彼の様に
言葉巧みだったら

彼女の様に
世界に沈めたら

視野の外側
世界は
浅いようで深い

心掛けなら
人様に
迷惑を掛けない

他人には
他人の暮らし

私には
私の暮らし

全てを
受け入れるなど
無理難題

それでも‥

それは葛藤

2008/12/07 (Sun)

[608] 百年の恋の終わり
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あの頃に
もう戻れない

君の事を
愛していたのは
確かで

誓いの言葉に
嘘など
無かった‥

君との未来に
全てを
賭けていたから

変わらない
風景に
嫌気がさしても

先の見えない
砂漠を
歩いてても

光がない
暗闇の中でも

君がいれば
何でも良かった
若い頃は

わたしも君も
年齢を
重ねたのに

あの頃描いた
未来に
歩いてなかった

だから
君とは別れた

百年の恋も
冷めてしまった
未来に
辿り着く前に

2008/12/07 (Sun)
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