詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたに
逢う約束とか
ただ電話で
声を聴くだけで
何となく
安心してしまう
例えば
あなたがわたしに
飽きていても
それを
感じなければ
わたしは
幸せだと思う
どうして
あなたなのか
どうして
好きになったのか
理由は
分からないけど
逢いたい
あなたに逢いたい
ふたりきり
そんな贅沢言わない
あなたに
逢えるならば
誰かがいても
構わない
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声を聴くだけで
どれだけ
安心してるか
あなたは
何も知らないね
片想いなのに
あなたに
彩られてる世界
あなたを
好きというだけで
こんなに
わたしの世界は
色付いてく
ただ逢うだけで
どれだけ
救われてるか
あなたが
知る筈もないね
片想いだから
あなたに
輝かされる世界
あなたが
其処にいるだけで
こんなに
わたしの世界は
煌めいてく
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あなたは
私の全てだった
限りなく
注いだ愛情も
束縛も
受け入れて
それに
応えてくれた
永遠を
誓い合ったのに
私の熱は‥
あんなに
愛していたのに
こんなに
冷めてしまう
なんて
1500日の軌跡を
私が捨てた
あなたの人生を
私が壊した
その罪を
背負いながら
生きていく
あなたは
私の全てだった
私が最も
愛した男でした
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ふたりで
逢う約束してて
夜になれば
誰かも
一緒だったり
でも気にならない
あなたに
逢えるだけで
顔を見れば
安心するんだから
家に帰って
あなたからの着信
さっきまでと
違うのね
甘ったるく話す
怒ってる?
なんて
機嫌伺ってさ
彼女でもないのに
優しいのね
彼女じゃないから
優しいのね
埋め合わせを
口実に
あなたに逢える
明晩は
ふたりきりで
逢おうね
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こんなに
好きになるなんて
思わなかった
始まりは
予期せぬ出来事
躰だけで
良かったのに
曖昧な関係を
楽しんでたくせに
好きになったら
心まで
欲しくなった
けれど
先を越した事に
後悔はない
あなたと
絡み合う時間
それが
無かったら
もっと
後悔していた
ふたりでも
誰かに
囲まれていても
同じ秘密
共有している事
それも
また繋がり
あなたと
瞳が合うたびに
それを
実感するの
こんなに
苦しくなるなんて
思わなかった
始まりは
予期せぬ出来事
それなら
終わりは運命ね
いつかは
あなたを失う
この関係に
永遠は
存在しないから
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都合の良い
女になったのは
私の方ね
あなたが
悪い訳じゃない
好きになったのも
最初に
誘ったのも私
あなたは
受け入れただけ
躰だけでも
繋がりが欲しくて
最初から
心に触れるのが
恐くて
私から
お互いの逃げ道を
作っていた
そんな始まりしか
選べなかった
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昨夜、元恋人に
赦した躰で
今夜、あなたを
受け入れた
彼への情と
あなたへの想いが
絡み合う
躰だけ
快楽を得ても
あなたが
相手でなければ
心まで
満たされない
それが結論
誰も知らない
けれど
事実は事実
私の躰と
良心は偽れない
彼には
もう逢わない
恋人ではなくても
あなたに
誠実で在りたい
それが真実
あなたの前でだけ
私は女になる
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髪を染めて
新しい靴を買った
貴方に
逢いに行く為に
決心では
無いけれどね
昨夜の行為は
浅はかで
不誠実そのもの
例え貴方が
事実を
知らなくても
流されたり
揺れたりするのは
最後にします
これは
貴方に対する
私のケジメ
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逢いたいのに
なんて
言えばいいのか
言葉が
見付からない
私から
連絡しなければ
このまま
終わってしまうね
駆け引きじゃない
きっと
通用しない
あなたから
着信がなければ
諦めよう
そう決めても
携帯電話
開けては閉じて
気付けば
着信履歴見てる
まだ何も
伝えてないけど
まだ何も
伝えてないから
今なら
終わらせる事も
出来るよね
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意地悪な事
言って
無邪気に笑って
まるで
少年の様な人
けれどやっぱり
大人なのね
優しさは
決して
欠かさないし
Followも
怠らずに完璧
冷静で
余裕もあって
私の我儘も
優しく
宥めてしまう
けれどやっぱり
大人なのね
理性的で
狡くて
駆け引き上手
それでも
嘘は吐かない
あなたは
自分の気持ちに
正直な人ね
優しく
抱きしめても
愛の言葉は
決して
囁こうとしない
だから
好きになった
その誠実さに
惹かれたんだと思う