詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あたしは
まるで
梅雨時の蛙
四六時中
疑ってしまう
不安だ と
眠たげな
あなたの傍で
喚いて
困惑させる
あたしは
まるで
盛夏時の蝉
四六時中
離れたがらない
構って と
暑がりな
あなたの傍で
鳴いて
抱擁ねだり
あなたの
睡眠
妨害してまで
鳴いて
鳴いて
鳴き続ける‥
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あたしが
傷付けた分だけ
あなたは
仕返す様な奴
ならば
この孤独感も
あなたが
仕組んで
与えているの?
それとも
熱が
冷めたのかしら
あたしには
ただ
傍に居て
愛すことしか
出来ない
例え
孤独だろうと
それしか
考えられない
愛してる
それだけが
生きる
糧になるから
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あなたの事
強く 強く
信じていた頃
Bad timingで
あなたが
裏切った事
打ち砕かれた
心で
信じたのに
短期間で
また
裏切られた事
笑って
許したのは私
それなのに
今更‥
こんなに
信じられずに
悩むなんて
すべては
あの日
逃げた所為
あなたを
失う恐怖から
向き合う事を
故意に
避けた所為
終りたく
無かっただけ
それだけ
だったのに‥
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あなたの言葉
嘘混じり
頭から
疑って掛かる
信じるという
気持ち
欠けてる‥
離れていると
余計に
詮索して
無駄に
不安になる
けれど
あの晩
あなたが並べた
誓いの言葉
確かなものを
心で
感じたから
あの言葉は
真実に
違いない と
確信を
持って言える
この矛盾を
許して
日頃から
信じられたなら
あなたを
苦しめる事も
ないのに‥
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あの晩は
貴方を
欲するが故に
全てを
捨てようと
貴方以外
何も
要らないと
本気で
そう想えた
貴方にも
それを望んだ
例え 信頼
出来なくても
愛あれば
愛すれば
傍に
居られると
私が
捨て切れない
不安は
時間が
解決すると
けれど
あとどれ程の
時間が
必要なのか
今宵も
疑う心は
闇に
彷徨い続ける
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褪せる
記憶の中で
薄笑いの
あの人
覚えてるのは
祖母が
付けたと語った
珍奇な名前
それから
背中に
彫られた刺青
1980年代の
髪型に
細身の体付き
あたしは
まだ
青臭い餓鬼
純粋さを
失くしたのは
あの晩
裏表の
愛を見た所為
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切羽
詰まっても
余裕
無くても
あなたは
優しく
微笑むから
安心して
傍に
居れるんだ
あなたが
悲しいときは
私の
胸を頼って
あなたが
苦しいときは
私が
肩を貸すよ
あなたが
私に
そうする様に
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肩肘張って
私は
強いのと
弱さを
隠してきたわ
心を開けば
傷跡も
露骨になるから
本当は
臆病なだけで
誰より
傷付くことを
恐れてた
あなたが
弱さを
認めてみろと
自分を
認めてみろと
言うまでは
存在を
受け入れて
愛して
くれるまでは
傍にいて
私が
疲れないのは
あなただけ
世界で
ただ一人だけ
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永遠に
君の傍にいて
愛すよ と
口々に
そう 軽々しく
言う男達
男達は
通り過ぎてった
あなたも
また
同じなのか
その約束を
本当に
叶えてくれるのか
見物だ
あなたの
愛を
見せ付けて
まだ
不安がる私に
解らせて
永遠に
君の傍にいて
愛すよ と
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その優しさに
何度
甘えた事か
その冷たさに
何度
泣いた事か
貴方は
私の
最愛の男
恋愛に
溺れる歳は
もう
過ぎたわ
だから
心 穏やかに
愛させて
けれど
心 乱れるほど
愛されたい
貴方にとって
私は
最愛の女
今はまだ
届かなくても
いつかは
そう在りたい