詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたは
甘ったるい匂い
振り撒いて
私を
誘惑するの
傍にいれば
欲望が
膨れ上がるし
離れても
感触が
忘れられずに
意識が
飛びそうよ
嗚呼‥
早く逢いたい
あなたの
肌で
抱かれたい
あなたが
教えた
快楽の絶頂を
もっと
味わわせて
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
生涯を
私にくれると
絶対に
離別はないと
午前4時の
宣誓に
わたしは泣いた
高価なものを
貰うより
"愛してる"を
聴くより
あなたの
愛を
感じました
最初で
最後の宣誓
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたの
言葉や行為に
嫌よ嫌よと
あたしは
駄々をこねる
それを
宥めようとする
あなたが
凄く愛しい
あなたが
先に眠る夜は
抱擁が
酷く恋しい
過去に
汚れた躰を
不安や
嫉妬に塗れた
醜い心を
受け入れて
くれた
許してくれた
あなたは
愛してくれる
いつも
無条件に‥
こんな
あたしでも
そんな
愛を返したい
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
不安を
消すために
独占欲を
満たすために
束縛しては
その
無意味さを知り
自己嫌悪に
陥るの
狭い箱の中に
貴方を
押し込めて
安心を
得られるのは
一瞬だけ
今度は
抜け出そうとも
しない
貴方を見て
また
疑うんだから
聞いて
呆れるよね
それでも
愛してると言う
貴方を
失いたくない
傍に
居て欲しいのは
私の方だよ
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたにとって
どれ程の
存在なのか。
時々 考えては
怯えるの
私は
必要なのか
否か‥
慣れ合いを
何より
恐れていたのに
先走ったのは
私の方‥
あなたは
優しいからと
有頂天
肝心なこと程
見失って
甘え過ぎていた
此処まで
来て
確かなことは
あなたの
存在は
私にとっては
必要
不可欠だと
いうこと
不必要な柵は
すべて
捨てよう‥
私と
あなたの為に
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あんたの
婆ちゃんには
挫けた
年寄りの
戯言じゃない
視線で
私を威嚇して
口から
次々と零れる
棘付きの
言葉には
言葉も
返せなくて
さすがに
悔しくて泣けた
疎ましく
思われてもいい
距離は
詰めなくても
構わない
酷い言葉
吐かれたのが
言い返す
言葉
無かった事が
泣く程
悔しかった
それだけよ
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
彼は
自由奔放
誠実さという
言葉が
似合わない
癖のある
髪や
二重の瞳は
あたしの
胸を
擽るけれど
それだけじゃ
愛情は
持続しない
強い匂いの
香水も
彼がつければ
忽ち
甘い匂い
けれど
それだけじゃ
愛情は
持続しない
未だに
恋焦がれるのは
心から
彼を
愛したから
あの日
見付けたから
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
時間が経てば
次第に
涸れてゆく
愛してるの
言葉も
情熱も
冷めてゆく
擦れ違いは
私達に
愛を教えたけど
長引けば
互いに
辛くなるだけ
疲れるだけだと
知ったんだ
あなたの
心が
揺れてる間は
私は 沈黙を
守るだけ
ただ
失わない様に
愛情が
持続する様に
見守り祈るの
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
傍にさえ
居られないの
何故なんて
聞くだけ
無駄な事なの
それならば
もう
追わない
追わないから
最後に‥
せめて
悔いの残らぬ様
愛させて
あなたの
愛が
死んでいても
孤独でも
構わないから
せめて‥
最後は
悔いの残らぬ様
愛させて
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
貴方が
思うよりも
私は
ずっと一途
過去の事は
幾度も
弁明したけど
事実は
変わらない
"信じて"とは
言わない
けれど
貴方にだけは
永遠に
一途でいる
私が
思うよりは
貴方も
ずっと一途
完全に
信じるには
時間が
まだ
掛かりそう