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ゆぅの部屋  〜 新着順表示 〜


[357] 
詩人:ゆぅ [投票][編集]

貴方の全てを
奪わなきゃ
安心は得られない

臆病者は
不安で
極度の淋しがり

束縛は病

貴方に自由を
与えたなら
正気で居られない

愛を乞う
自虐的
狂うのはわたし

嫉妬は病

罠の様
抜け出せない

常識的な
感情が
死んでゆく

恋愛の病

2005/03/27 (Sun)

[356] 沈下
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障害が
多いほどに

揺れて
燃える恋心

それは
雨で鎮火する
炎の様に

季節に
熱を
奪われてく

夏には
情熱を感じた

秋には
愛情を貰った

冬には
孤独を覚えた

"淋しい"が
募る程に
冷たいと感じる

季節が
過ぎる分だけ

知らなかった
感情を
覚えてく

幸福な
思い出の分だけ
沈んでく

2005/03/27 (Sun)

[355] 白紙
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季節が
過ぎる度に
増すのは

"仕方のない事"
単なる諦め

理解すれば
する程
解らなくなって

同じ道を
何度も
歩いてしまう

白紙に
重ねてく色が
濃過ぎて

何気ない
優しさ
思いやりも

日に日に
薄れてくんだ

あの日描いた
落書きが

あたしを
苦しめるのなら

あなたも
いつか
同じ様になる

2005/03/27 (Sun)

[354] 悲喜劇
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何度も
終わった恋に
同じ人に

未練がましく
縋る君は
どこか物悲しい

悲劇よりも
現実は
泣けると

君は何度も
涙流す

痛みは
今、誰よりも
君のもの

次に訪れる
物語は、せめて

君にとって
喜劇で
あって欲しい

2005/03/24 (Thu)

[353] 特例
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ふたりの間に
いつしか
嘘が行き交って

そのうちに
隙間が
増えても

愛してると
思うよ

裏切られ方が
違うとか

愛し方が
半端じゃないとか

特例は
認めないのに

貴方だけは
なぜか
信じてしまう

年月の闇に
迷っても

変わらずに
誓うよ

ずっと…
愛してると

2005/03/24 (Thu)

[352] 愛せない人
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情熱も
咲かない恋じゃ
底が見える

誰も彼も
愛せる筈がない

そんな事は
解っていました

目を瞑れば
次第に
募りゆく恋心

現を見れば
次第に
冷めてゆく熱

認める事も
心から
愛す事も無く

恋が愛に
変わるほどの
情熱も
欠けていた

本気で
愛することに
理由が
ない様に

恋はしても
愛せない人でした

2005/03/24 (Thu)

[351] 失恋
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星の数程
男はいるのに

どうして
あの人じゃなきゃ
ダメなのかな

恋人と
呼べる間柄

失った瞬間に
素直な心

後悔と涙は
ずっと
渇かない

過去になれば
苦痛の
日々も美化

恋しい気持ち
諦めて

新たな扉
訪れるまで…

2005/03/22 (Tue)

[350] つぼみ
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この恋を
持続させるには

愛情と
涙が不可欠

嘘のない愛と
嘘泣きと

使い分けは
貴方が
一枚上手だね

変わらずに
居られないから

妥協や
諦めが必要

多少の不満と
不安な心

微妙で曖昧な
Balance
恋心生かす

摘むのは
花が
咲いてから

まだ蕾の恋
臆病で
萎んでしまいそうな

そんな
蕾のふたり

2005/03/22 (Tue)

[349] 欲望
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隣りで
眠るだけじゃ
嫌なのに

抱いて…

そんな言葉は
絶対に
言えない

欲求不満は
一度の
遊戯じゃ
満たされない

獣みたいな
強さと
激しさがなきゃ

何度も
交わり過ぎて
もう
飽きた頃

諦めも必要
貴方は
男だから、と

女心は
北風のち雨模様

欲望に
"果て"はない

私は
未熟だから

2005/03/12 (Sat)

[348] 深夜
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深い夜に
また、
貴方を見失う。

放れた手を
探して、
彷徨う暗闇は

戸惑う心を
幾つも
映す鏡の様で。

時間を
共有する事で

得るものと、
そして
失うもの。

あの日
手にしたのは
未来への鍵

未だに
見えないのは
解決の糸口

深い夜に
また、
あなたを探し
彷徨う。

2005/03/12 (Sat)
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