詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
狭いBathroom
ふたりの
肌が触れ合う
近さが
愛しくて
Bodysoapの匂い
泡に
包まれて
あたしは
君に
微酔い気分
Shampooする指先
恋しくて
胸が溶けそう
溢れる湯に
君に
厭らしい気分
狭いBathroom
ふたりの
肌が触れ合う
近さが
愛しくて
愛しくて
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淋しいが
募れば募る程
男には
言えなくて
誰でもいいと
思わずとも
躰を許してしまう
貴方の愛を
求めれば求める程
遠ざかるのは
もう 私を
愛していない所為?
絡まる考えが
淋しさを
貴方の冷たさが
悲しみを
誘うんだから
最後には
迷わず 解いて
淋しさから
逃れられない私を
どうか 許して
見ず知らずの
男より
ずっと貴方がいい
愛しているのは
貴方だけ
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この悲しみは
通り雨
途切れる
雲の向こうには
晴れ間
冷静さは
失いたくない
温もりは春の風
憂鬱さは夏の夜
淋しさは秋の陽
女のなみだは
冬の雨
冷たさに
動揺していても
笑い顔
優しさは
忘れたくない
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求め過ぎな
愛情を いつか
あなたが
重く感じても
あたしを
まだ
愛してくれますか
酷い嫉妬や
束縛で いつか
あたしが
醜くなっても
それでも
まだ
愛してくれますか
未来を過信して
あなたを
失くしたなら
あたしは
きっと
生きてはいけない
愛し過ぎても
逃げて
行かないで
変わらずに
愛してくれますか
こんなあたしでも
愛せますか
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嫉妬深いのは
あなたを
愛し過ぎる所為
思い込みと
妄想は
人一倍 強いから
それだけ臆病
あなたを
失う 恐怖心は
付き纏って
不安から
縛り付けてしまう
良くないのに
淋しがりでも
他の誰か
頼ったりしない
あなただけは
裏切らない
互いだけを
永遠に見合うなど
不可能
それでも
この愛は
"裏切らない"と
信じたいよ
あなただけは
違うと
信じたいよ
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畳の上
無造作に敷いた
布団の中で
あなたの
愛撫に 悶える
身も心も…
唇と唇
吐息の中に
愛を
含んで
肌と肌
重なる度に
愛を
感じて
快楽の絶頂は
ふたり
同じ瞬間
煙りを
吐きながら
語らう
愛の行方
愛しみながら
眠る腕枕
幸福に
満ち足りた世界
ここは
あなたの部屋
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何気ない言葉に
傷付いて
笑えなくて
苛々が
伝わるなら
悲しみまで
届けばいいのに
淋しいって
素直に
言えないから
逢いたくて
逢えなくて
意地っ張り
いつまで
続けば満足かな
ただ 余計に
悲しくて
淋しいだけなのに
馬鹿なあたし
でも
キミが好き
酷いキミ
でも
変わらず好き
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四六時中
傍に居たい我儘
君が居なきゃ
眠れない
夜がいつも怖い
今日の終わり
二度と
来なければいい
君との時間が
永遠に
止まればいいのに
別々の帰り道
淋しい
まだ傍に居たい
届かないのは
想いだけじゃない
君は温かくして
眠ればいい
帰れない
今夜も あたしは
君の街から
離れられないまま
帰らなければ
まだ 君を
感じていられる
気がして
こんなあたしを
笑わないで
君の近くに
遠くても居たい
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頼りなくて
甘えてばかりだけど
Baby あなたが
辛い時は
あたしが守りたい
小さな嘘に
気付いていても
ただ傍で
笑っているよ
分からない
だって
それしか出来ない
悟ってたら
救えたかもしれない
Baby あなたの
苦しみに
今頃気付くなんて
こんなあたしでも
あなたの
傍に居るから
悲しみや
苦しみは分けて
独りで
背負わないで
歓びや幸せ
分かち合う様に
あたしにも
あなたの
痛みを感じさせて
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囲んだ柵の中
あたしは
身動きとれない
あなたの棘に
傷付いて
"痛いよ"と
泣いているのに
気付かない
背中は
遠のくばかり
振り向く素振りに
期待をして
呆然と
眺めているだけ
あたしの声
まるで
届きそうにない
囲んだ柵の外
あなたは
誰を探すのかな
あたし以上に
愛せる人
探すのかな
見付けるのかな
"お前以外愛せない"
なんて、
言っていたのに