| 詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あんたの言葉の
裏側が
見当たらない
一度きりの声に
いつまでも
傷付いてしまうのは
『好き』な証拠
不信感は募る一方
このままじゃ
信じた意味さえ
見失いそう
いつかに
途切れてしまいそう
頭の中を
要らぬ考えが巡る
どれ程だろう
頭痛の種は
あんただったみたい
胸の中を
被害妄想が飛び交う
どこまでだろう
胃痛の種は
あんただったみたい
すべて
『好き』の所為
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あたしの胸は
熱しやすく
冷めやすいみたい
温かいはずの
あなたの
腕や胸や頬にさえ
もぅ温もりを
感じないでいるよ
苦しくて悲しくて
泣いていた
そんな日々も
日を追う毎に
笑いに
変わってしまう
一秒毎に
冷静を得てく
けれど
不思議な事に
まだ熱は
保ったままだ…
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理性が強いのは
冷静だからじゃない
失ったものが
過去に多かっただけ
それだけなのに
本能で求めてしまう
あんただけは
だから
気持ちが
良いんでしょう
居心地が
良いんでしょう
窮屈なものなど
ないから
退屈なものなど
ないから
飾らない私でも
受け入れて
愛してくれるから
逆に純粋に
あんたを
愛せる気がする
淋しさに負けても
優しさだけは
忘れないように
冷たくても
愛だけは
失わないように
あんたを
愛してゆくよ
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傍にいるだけじゃ
何だか
物足りなくて
淋しくて
貴方の胸に
頬寄せてしまう
迷惑そうな顔
見ちゃうと
泣きたくなるから
まだ、顔は
上げないでおくね
ぎゅっと
抱き付いてなきゃ
不安が
消えなくて
悲しい顔は
見られたくないから
俯いているよ
ねぇ、ほんとに
愛してるの
安心するまで
抱き付いていても
いいですか
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貴方の隣りでは
夜明けを
とても好んだ
誰彼構わず
抱かれるような
女だったけど
愛だけは
知っていたから
長い夜のあと
静寂が
襲って来て
そんな時は
やっぱり
貴方の隣りだけが
落ち着いてた
誰彼構わず
尻尾ふるような
女だったけど
恋したのは
貴方だけだった
暗闇の中なら
きっと
泣けたのに
夜明けが近くて
貴方はもぅ
何処にもいなくて
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何度も孤独を
感じても
強く在ろうと思う
あたしには
貴方だけだから
どんな夜でも
淋しさに
負けないと誓うよ
貴方だけが
あたしに
闇を与えるから
貴方だけが
あたしに
光を与えるから
貴方なしじゃ
泣くことも
笑うことも
出来なくなるだろう
近い未来に
きっと…
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想いは
迷う事なく
貴方へと
届けているから
あたしはただ
此処に
あるものを
守るだけ
想いを
怯む事なく
貴方へと
伝えていきながら
あたしはただ
未来に
残すものを
選ぶだけ
迷う余地などない
与えない程
『愛してる』
好きと好きが
ちゃんと
確立されていて
それは
揺らぐ事なく
互いへと
繋っているから…
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誰と恋を結んでも
他の男の影
消えなかった
余所見してたのは
いつも私の方
長い間
勘違いしてた
被害者ぶって
裏切っていたのは
私だった…
悪気のない声で
嘘を吐いて
騙した訳じゃない
それもまた
言い訳
次は最後の恋
もぅそぅ決めたから
あなたにだけは
いつの日も
誠実でいようと思う
生涯、愛し合い
信じ合い
許し合い生ける様に
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君の優しさは
ときどき
痛いぐらい純粋で
傍に居るだけで
苦しくて
泣きたくなる
素直になれたら
君をもっと
大切にできるのに
軽率な発言で
傷付けて
突き放してしまう
愛し方も謝り方も
もっと
うまくなれたら
君を傷付けずに
済むのに…
反省と後悔ばかり
ほんとは
ただ好きなだけ
君の傍に
居たいだけなのに
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人一倍強い
嫉妬心と思い込み
その重みに
耐えられる人など
存在しなくて
むしろ隠す事で
持続した
恋愛も、今はない
嫉妬をする事で
失うもの
その価値観
胸の中にある棘を
抜いたのは
君のたった一言
逃がす事よりも
傍で乗り越える事を
選んでくれた
この闇に光を
射したのは君だけ
根底から覆す
その言葉に救われた
君はあたしの光
そのもの